検索窓
今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:21,999 hit

マット・ハッター 5 ページ26

「雨宮さんが連れてかれちゃった」
松「……」
「どうしよう、キャレン。どうしよう!雨宮さんになにかあったら…」
恐怖でからだが凍りつく
これから雨宮さんはあいつ等に酷いことをされるの?
「雨宮さんを助けなきゃ…そうだ。警察!」
松「いいわよ、呼ばなくて」
警察を予防と取り出した携帯を、キャレンにひょいと奪われる。
松「行くわよ、まーくんが心配なんでしょ!」
うなずく私に、キャレンがちょっとだけ笑った
周囲に誰もいないことを確認して雨宮さんの連れてかれたビルに入る。
コンクリートの階段を、足音立てないように上がる
「キャレン、何階に雨宮さんがいるか分かる?」
松「最上階よ」
外からみたら五階はある気がしたけど、、
もしかして最上階まで歩いて上るの?
「エレベーターとか使わないの?」
松「はぁ?あんた馬鹿じゃないの!?そんなことしたら相手に不法侵入してますが何か?って宣伝してるのと同じよ!」
「うぅ…。」
渋々キャレンの後ろを歩く。ひたすら階段を上る
次第に息が荒くなり、視界がチカチカしたとき
安静にしてろって雨宮さんに言われたことを思い出した。
脳裏に、初めてあった頃の雨宮さんが浮かんだ
一番上までたどり着いたとき、私の息は上がってしまってしばらく立つことが出来なかった。
「はぁ…はあ…」
松「大丈夫?A?」
かなり苦しかったけど、そんなことより雨宮さんが心配だった。
雨宮さんを助けないと。助けなきゃ

マット・ハッター 6→←マット・ハッター 4



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (15 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
20人がお気に入り
設定タグ:田崎敬浩 , EXILE , 雨宮雅貴   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作成日時:2016年11月9日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。