新マネージャー ページ45
怪魔事件から２日後、Aと染岡を除いた部員たちは部室に集まっていた。
「新聞部の音無春奈、今日からサッカー部マネージャーやります！」
ハツラツとした声で言ったのは、先日サッカー部に対戦相手の情報をもたらしてくれた音無春奈だった。
本人曰く、サッカー部の練習を見ていたら物足りなくなってしまい、新聞部の取材力を活かしてマネージャーをしようと決めたのだそうだ。
そのあまりにも元気な姿に、誰かが「音無じゃなくてやかましだ」と呟いた。
「あれ？時羽先輩はいないんですか？」
春奈の質問に円堂と風丸が答えた。
「あ、あぁ。時羽はなんか用事があるとかで遅れて来るそうなんだ」
「何か時羽に用でもあったのか？」
「いえ、用事とかはないんですが……ファンとしては気になっただけです！」
それを聞いて雷門イレブンは「あぁ……」と納得した。
あの試合以来、Aのファンは急増しており、Aは雷門のアイドル扱いとなっていた。
A自身はそれをあまり好ましく思っていないらしく、生徒が大勢いる所は避けているのか部活や授業以外ではあまり見かけない。
「人気者は大変だなぁ……」
半田の呟きに春奈以外が同意して頷いた。
所変わって、ここは稲妻町の河川敷。
『ヘックシ！』
［ギャウ！？］
突然くしゃみをしたAにびっくりして、青龍はAの顔を覗き込んだ。
「大丈夫か？」と言いたげな顔である。
『大丈夫だよ。風邪でもなさそうだし』
Aは笑って返した。
Aと青龍は、先程例の怪魔事件の事を元祖の大将土蜘蛛と、本家の大将大ガマに伝えてきたところだった。
両軍の大将たちは大変驚いたものの、何かあったらすぐに駆けつけると言ってくれた。
元祖饅頭と本家饅頭を土産にし、くだらない喧嘩はしないように釘を刺してきたのは余談である。
『ん？』
何かを視界に入れたAは立ち止まった。
その視線の先にあるのは雷門イレブンの練習場所である河川敷グラウンド。
そしてそこには、がむしゃらにシュートを撃ち続けている染岡の姿があった。
『染岡？』
［ギャウウ？］
今は部活でミーティングのはずなのに何でここにいるのか。
その疑問は置いといて、Aはグラウンドに降りて染岡に話しかけた。
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乃愛(プロフ) - 妖怪たち（全員）にも恋愛的に愛されたいです！いきなりすみません🙇 (2023年3月14日 14時) (
レス) @page50 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
乃愛(プロフ) - 妖怪ウォッチの逆ハーあんまりないから嬉しいです！無理せずに頑張ってくださいね！妖怪たちイケメンやかわいい子多いから選べないですよね！ (2023年3月14日 14時) (レス) @page8 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - 続き待ってます。 (2019年8月14日 15時) (レス) id: 2851876f67 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - 続きが楽しみ過ぎて眠れません(*≧∀≦*) (2019年8月13日 17時) (レス) id: 2851876f67 (このIDを非表示/違反報告)
ろーそく - 何回も読み返しました！面白かったです。続き頑張ってください！ (2019年8月9日 23時) (レス) id: 5941402851 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：AZUSA | 作成日時：2018年9月30日 13時
