出会いは突然に (ページ9)

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Youside

『 ……』

深田「Aさんおはよ」

愛おしそうに私を見つめる竜生の手は私の頬に
添えられていて朝から心臓がもたない

『竜生くんおはよ、、』

深田「なぁに照れてんの？」

『 ……』

『だって……』

深田「やば Aさん顔赤い笑笑」

そう言って笑う竜生くんにつられて、つい私も笑ってしまう。竜生くんがなにかで言ってたチャームポイントの笑顔は近くで見れば見るほど愛くるしい

深田「意外と初だったり『初だよ、普通の人と比べて恋愛経験とか少ないし』

『こう見えて私ずっと好きな人がいたから』

深田「そうなんだ、、」

深田「Aさんがそのずっと好きな人？がどんな人
なのか見てみたいなー」

いつの間にか私の頬から離れていた竜生の手。
勘違いしたらいけないのは分かっているはずなのに……
竜生のことを知れば知るほど胸が高鳴るばかりで
昨日のことを思い出すだけで好きの
気持ちが溢れる。息苦しい。

アイドルの深田竜生くんじゃなくて
1人の男の人としての深田竜生くんの事がもっと
知りたいなんて言ったら怒るかな、、、

望むことが怖いし、もしファンだってバレたら
この関係を持つことはもうできない。

そんなの私が1番分かってるに

深田「Aさん好きだよ」

昨日の夜、竜生くんの口からこぼれたそんな一言が
頭から離れないんだ、、

ねぇ竜生くん。私のずっと好きな人は竜生くんだげだよ、。なんて言えたらいいのにね、、

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