出会いは突然に (ページ4)

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てか、なんで……

会社でやらかしてしまった大きな失敗、そして唯一の救いであった少年忍者の公演も見事に全落ちスマホの電源を切り私は大きな溜め息をついた

『ほんとやになっちゃう、、』

連勤でボロボロな体とメンタルを癒すために
たまーに行く高めのバーへと私は足を運んだ

『オーナーもう一杯』

そりゃ私も人間だからこうなる
ずっと、公演があるから頑張ろって、、竜生くんに会えるからって仕事も頑張ってきたのに見事に全落ちとか
神様は私が見えてないの？
おーいって思わず言いたくなる

そんなことを考えているとお酒を飲みすぎたのかフラフラしてきて体はお酒のせいで暑い竜生くんが好みそうな服装をしている自分がたまに惨めに感じる、、

そんな事を考えていれば、隣の隣の席にイケメンな
2人が座ってきた、楽しそうに話しているイケメン2人組に少しムカつきながらも私はお酒を飲み干した

？「あの、」

『 ……』

声をかけられた方へ顔を向ければ
その人は見覚えのある顔だったのを覚えてる
ただ私は相当酔ってたからきっと誰か判断できなかったんだろう、

『え？私ですか…… 』

？「お姉さん1人っすか？」

そこからはあまり覚えていない、

『え、まって私……』

冷静になればなるほど、どうすればいいのか、
何が正解なのか分からなくなる、『帰らないと』
私は自分の服とカバンを紙袋に入れた

『 ……』

私に声をかけたあの人は私の推しだった
そして……わ、ワンナイト、、、。

『どうすればいいんだよ！！！』
そう嘆いていた時スマホから突然きたメッセージ

深田竜生Aさんごめん

深田竜生机に財布ない?もしあったら事務所まで持ってきて欲しい

深田竜生タクシーは領収書忘れずに

机を確認すればハイブランドの財布が置いてあった
『事務所……』竜生くんは事務所の位置情報を私に送ってくれていた『行かないとだよね、、あ、うん、』
しかも領収書忘れずにって自担が思っていた以上に
デキる男で心臓が持たない、、

私は心のなかで

ジャニオタじゃない、だからみんなのことは知らない、
竜生くんのことも、、そう唱えて私はタクシーを呼んだ

『どうかファンだってバレませんように(泣) 』

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