出会いは突然に (ページ3)

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深田「Aさん俺今から仕事だからさ」

『あ、そうなんだ、、』

深田「これ鍵置いとくね、てかその鍵貰っといて」

ん？貰う？……貰っていいんですか！！！
できることならこの鍵を貰いたいところではあるものの……
私はきっと昨日深田竜生くんにファンでは無いと言って
近づいて今に至る、、うん私、最低じゃん。

こうなったら昨日あったことを忘れてもらって
いますぐここから逃げ出す、これしかない、。
もしファンってバレたら……「うゎー、Aさんらマジないわ」ってなるんでしょ？ねぇ！！！

深田「Aさん嫌だったら、
そのー……ポスト入れといて、」

『あ、いや違うくて』

深田「じゃあ嫌じゃないの？」

え、竜生くんってこんなかわいい顔するの？、、
ずるいよ、そんな顔されたら……

『……』

深田「じゃあ俺行ってくるね」

いや、私何してんだよ、しっかり『昨日のことはなかったことにしよ？』って言わないとなのに……。

深田「あ、Aさんー」

玄関から竜生の声が聞こえ私は急ぎ足で玄関まで行った

『どうしたの、、』

深田「スマホ貸して」

竜生にスマホを貸せば笑顔で「またあとで連絡するから、じゃ」と一言行って仕事へ向かって行った

スマホには深田竜生とかかれたLINEが追加されていた。

『どうしたらいいんだか…… 』

頭を抱えていれば誰かからメッセージが届いた

深田竜生服適当に俺の着といていいから

A『 ……』推しのクローゼットを開けて、着るなんて恐れ多いって……もちろん着るわけにいかない、、

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鏡を見れば『幸せすぎる(泣)』
キモイのはわかってるん、けど推しのスウェット着てるのヤバくない……彼女だよ、うん、、ほぼ彼女！！！

そう、宇佐美A は欲に負けたのだ。

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