出会いは突然に (ページ16)

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竜生くんとデートをしてからもう1ヶ月が経った今、
竜生くんとの写真をただ眺めてはため息をつく日々...

竜生くんとのあの日々は夢だったんじゃないかなって、
たまにそう思う時がある、でも、

匂いも

大好きな笑顔も

Aって愛おしそうに呼んでくれる姿も、

ぜんぶ鮮明に覚えていて、どこにいても何をしていたとしても竜生くんのことばかり思い出しては1人で苦しんでる気がする、

もういっそ思い出したくもない。なんて思えば余計に竜生くんのことで頭がいっぱいになる、

告白したわけでもなくて、

別にフラれたわけでもない

それなのに、こんなに苦しいのは、
私の中で気づきたくない、なにかがわかっているから。

きっと私たちが出会ったことが間違いだったんだよ、
なんて、ぼーっと考えていれば着信音が鳴った、

湧くんとは前よりも仲良くなりいまでは、ほぼ毎日お互いやり取りしている。メッセージを開ければ

元木湧〇月〇日まってる

とかかれていた。

なにか分からないけど少し嫌な予感がしたのは気が付かなかったことにしたい。

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作者から

皆様お久しぶりです。作者の愛莉です😽💓

約1ヶ月ほど更新できなくて申し訳ないです
またどんどん更新していく予定ですので引き続き
『出会いは突然に』をよろしくお願いします。