検索窓
今日:9 hit、昨日:4 hit、合計:26,991 hit

ページ6

挨拶なしなのもいやで、戦いながら璃月七星の凝光と刻晴に挨拶を済ませる。仙人たちには後で話そうと軽く声をかけてから戦いに集中する、けど正直なところ少しでも気を抜けば体が崩れ落ちそうだった。


ファデュイの数が少なくなってきたのは幸いだけど…



「っぐ、ぅ…!」



一撃が、重く感じる。防ぎ切れるけど出来るだけ避けた方が良さそう。


続け様に次の攻撃が飛んでくる、けどこれじゃあ避けきれない。仕方なく防ごうとすると、槍が遠くへ飛ばされてしまった。飛んで行った先に居たのは魈だった。



「ふん、腕が落ちたのか。」

「うぅん…「凡人」してたから…」



言い訳をしつつ投げ返されたのを受け取り、元素爆発を起こすとこちら側は丁度終わったみたいだった。辺りを見渡すと、丁度最後の人を刻晴がやってくれたのが見える。



「邪魔者は消えた、ようやく本気が出せる。」



削月、留雲、理水、それぞれが操る帰終機に力が入るのを感じる。同時に発射されたそれらは、一直線にオセルへと当たった。


効いては、いるみたい。だけど…



「おっ、効果があったぞ!このまま抑えていれば…」

「…来る。」

「え?」



5つの頭のうち、一つがこちらへ向かい攻撃を仕掛けてきた。帰終機周辺、空、それに何人かの千岩軍がいる足場が崩れて行く。


咄嗟に近くで落ちそうになった人を2人ほど安全な場所へと飛ばし、他に落ちてないかを確認するけど全員、仙人によって助けられたみたいだった。



「え?今なにが…」

「視界が突然変わって…?」

「…ほら立って、まだ気を抜くべきじゃない。」



声をかけるとハッとして体制を立て直す2人。


帰終機が壊れたと言うのは、反撃をする術がなくなってしまったと言うこと。渦の魔神オセルは、まだその場に残っている。なにか、なにか策がないと…璃月が、「人」が…




「私に策があるわ。」



そう言ったのは、七星の凝光だった。

〃→←13『少女は空高く浮遊する』



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (108 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
226人がお気に入り
設定タグ:原神 , gnsn , 鍾離
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

匿名 - 感動できる物語を読まさせていただきありがとうございます!!これからも応援しています! (2022年6月14日 21時) (レス) @page15 id: e82571c646 (このIDを非表示/違反報告)
ふわな - 続編おめでとうございます!最初から読ませて頂きました!更新頑張ってください!応援してます! (2022年6月3日 22時) (レス) @page4 id: 71a4ce2144 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:きりふき | 作成日時:2022年6月1日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。