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*1 ページ1

"いい加減アプローチせぇよ!"








「うぅ、だって…」






昼休み。
幼馴染みの望に恋愛相談中。





…いきなりアプローチとか無理に決まってんじゃん。






「そんなくよくよしてるからダメなんよ
ほら、恋愛マスターの俺にはなしてみぃ」



「望はいいよねぇ…自信があって」



「まあ、当たり前やね。
Aより恋愛経験豊富やからなオレ」







そうドヤ顔をしながらいちごミルクを飲む望。
実際、望は身長が高くて顔も整ってるからモテるんだろうなぁ。


性格いいし。
私の自慢の幼馴染み。




「もう、どうやって話せばいいの… クラスも違うし…。何かきっかけないかなぁ」






「そうやなぁ…



あ、いい考え思いついた。
ちょっとそこで待っとって」




「え? ん、了解。わかった」






なんだろう、いい考えって。
…でもとりあえず研磨くんと喋れると思うと心臓がバクバクしてなりやまない。









桃の天然水を一気に飲み干し、望の帰りを待った。

*2→



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作者名:ゆめの。 | 作成日時:2017年4月28日 17時

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