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今日からクラスとなる2年3組の教室に入ると、前の黒板に座席表が貼ってあった。
当然、わたしと棗は"青山"と"響"だから、
私は窓側の最前列。棗は真ん中列の最後列で離れてしまった。
それぞれ自分の席に着き、遠目で棗を見ると、やっぱりフレンドリーな性格だからか周りに馴染んですぐに絡むよグループみたいなものができていた。
私も周りの子と仲良くしないとまずいかと思い周りをきょろきょろと見回してみると、
隣から肩を指でトンッとつつかれ、「ねぇ。」と呼ばれてそちらを見ると茶髪でエメラルドグリーンの瞳をした幼げな可愛らしい男子がいた。
「俺、浦田渉。突然でごめんだけど、隣の席だから、もしこれから教科書とか忘れたら見せてくんね？」
なんて可愛らしい顔に反比例したハスキーな声で、ちょっとだけ申し訳なさそうに口に出した。
忘れ物をするのも良くないし、前置きもしないでいいんだけど、
別に断る理由もないし、うんと首を縦に振ると、
ありがと、と爽やかに笑い、今度は、お前はなんて言うの聞かれた。
『青山Aです』と返すと、
「オッケー！！呼びやすいように呼んでね！敬語じゃ無くていいからよろしくな！！」とふわふわの髪を揺らした。
男子なのにちゃんと手入れをしてるみたいにふわふわでさらさらで、だけど少しだけ先端にぴょこっと寝癖の立つうらたくんの、その髪に、不覚にもほんのちょっとだけ触ってみたくなった。
続く (更新停止中)
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かりん(プロフ) - 樹里さん» コメントありがとうございます！！実は、自分も髪フェチと言うことから書いてる人です。(え)たぬきさん髪綺麗ですもんね〜！更新頑張りますね！！ (2020年8月10日 5時) (
レス) id: 3427d0eacd (このIDを非表示/違反報告)
樹里(プロフ) - 初コメです！髪フェチ…私もたぬきさんの髪の毛見るの大好きなんですよ！(きも)めっちゃ楽しみです！応援してます！ (2020年8月10日 1時) (レス) id: da767b6ddd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かりん | 作者ホームページ：https://Mobile.twitter.com/krn_s4
作成日時：2020年8月9日 15時
