交通事故（翔 × 妹）ぱーと７ ページ15
和side
ナースステーションに鳴る翔にぃの部屋からのナースコール。
急いで僕は病室へかけつけた。
(ガラッ)
「和に･････！ｸﾞｽｯ」
(ピローン･･･ピローン)
鳴り響く警報音は人工呼吸器からだった。
和「大丈夫だよ、A。
辛かったら外でてな？」
人工呼吸の警報音が鳴ったのは翔にぃが自発呼吸しだしたためだった。
僕は人工呼吸の設定を変えて、Aのもとへ向かった。
「翔に･･･は？」
和「ん？大丈夫^^*
１人で怖かったね。
人工呼吸の警報音が鳴っただけ。
翔にぃが自分から呼吸しだしたから、人工呼吸がエラーおこしたの。
いいことなんだよ？
翔にぃ、頑張ってるから。
一緒に応援してあげよう？」
「ぅん･････っ。」
(ガラッ)
智･潤･雅「和！」
和「え？どうしたの、３人揃って。」
智「いや、なんか翔の人工呼吸器がなんだとか･････看護師たちが行ってたから･････････何かあったのかと思って･･･････････」
和「いや、大丈夫だよ。
自発呼吸しだしたから人工呼吸の警報音が鳴っただけ。」
潤「そっか。翔にぃ、頑張ってるじゃん。」
和「うん^^*
あ、仕事大丈夫なの？」
雅「３人とも抜けてきちゃった･･･^^;
いや、ちゃんと先輩に報告してからだよ？」
和「戻らなくて大丈夫？」
智「大丈夫！
今は、みんなで翔のそばにいてあげよう？」
和「うん！そうだね。」
兄弟全員揃って病室にいるのは初めて。
なかなかスケジュールが合わなかったから。
今日はみんなで応援してあげようって。
僕らはずっと翔にぃの傍にいることにした。
･
(ビクッ)
「翔にぃ！翔にぃ！
ねぇ！手、動いた！」
智「翔！」
和「あ！翔にぃ！」
ゆっくりと、うっすら目を開けた翔にぃ。
和「翔にぃー？
聞こえたら手握ってよー？
･････････････････よし、意識戻った！」
智「････ｸﾞｽｯ･･････翔･･････おかえり･････っ」
「翔に･･･頑張ったね･･･(泣)」
雅「翔･･･よく頑張った･･････。」
潤「待ってたよ････翔にぃ･･･っ」
意識不明から１７日。
奇跡がおこった。
信じていれば叶う。
それは本当だったんだ････。
支えてくれた皆に本当に感謝してる。
兄弟の絆ってやっぱり大きいんだなって。
交通事故（翔 × 妹）ぱーと８→←交通事故（翔 × 妹）ぱーと６
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 310人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ティンクル(プロフ) - 琴子さん» いえいえ。はい、ありがとうございます！ (2016年10月22日 18時) (
レス) id: 0f4db2d361 (このIDを非表示/違反報告)
琴子(プロフ) - ありがとうございます^^; そう言って頂けて嬉しいです。お気を使わせてしまって…。m(_ _)mこれからも楽しみにしてます！ (2016年10月22日 16時) (レス) id: cc1132a1bd (このIDを非表示/違反報告)
ティンクル(プロフ) - 琴子さん» いえいえ、大丈夫ですよ(^^) ボード見てみますね！私自信コミュニティボードを使ったことが無くて････こちらこそ、詳しく教えて頂き、ありがとうございます^^* (2016年10月22日 13時) (レス) id: 0f4db2d361 (このIDを非表示/違反報告)
琴子(プロフ) - !?(･_･;?何かいてんだか…m(_ _)mごめんなさい。ご存じじゃないわけないのに……ホントに今日は変更したり何度もすみませんでした。 (2016年10月22日 0時) (レス) id: cc1132a1bd (このIDを非表示/違反報告)
琴子(プロフ) - ティンクルさん» ご存じかもしれませんが、私はいつも名前の横の(プロフ)から入ってます。この入り方が正しいかわかりませんが。よろしくお願いします。 (2016年10月21日 23時) (レス) id: cc1132a1bd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ティンクル | 作成日時：2016年8月27日 14時
