熱中症（雅）ぱーと４ ページ8
和「移します。
いち、に、さん。」
雅「････んっ･･･････」
和「ごめんね、びっくりしたね。大丈夫。」
雅にぃが運ばれて、ERがバタバタ。
熱中症は時間との勝負でもある。
どれだけ早く体温を下げるかで決まるからね。
智「KT 39.8、血圧低めです。
冷やした生食、輸液全開で入れよう。」
体温は３９．８℃。
予想よりも高くて、
もたもたしてる時間はない。
すぐに冷やさないと、
危険なことになるのもおかしくないから。
和「うん、了解。
ちょっと右手チクってするよ〜。」
雅「･･････Σ･･････はぁ･･･････はぁ･････」
いつもなら嫌がるはずの点滴も、
反応があんまり無くて、鈍くなってる。
しかも、これ以上意識下がるのは危ない。
それを智にぃも察したのか、
声掛けを忘れないようにしてるみたい。
そこは智にぃに任せて、僕は処置に集中しよう。
智「ごめんね。
ちょっと酸素低いな、、
雅紀？マスク付けるね。」
看「氷嚢持ってきました。」
和「ありがとう。
ちょっと冷やすよ〜。
気持ち悪いけどごめんね。」
雅「･････んんっ･･････はぁ･･･････」
氷嚢で、動脈に近い 、
脇の下や首などを冷やしていく。
これで、どこまで体温が下がるかどうか。
熱中症って、薬がある訳じゃないから。
とにかく体を冷やさないといけない。
あとは、体温が下がってくるのを待つだけ。
だから、しばらく目が離せないんだ。
智「38.8℃、ちょっと下がったね。
観察室で様子みようか。」
和「そうだね。
安定するまではちょっと心配だけど。」
智「そうそう。どうしよう、付き添い。」
和「僕するよ。
智にぃは仕事あるだろうし。
なにかあったらまた連絡するから。」
智「ほんとに？
あ、翔には僕が話しとくわ。
じゃあ、ちょっとよろしく。」
和「はーい。」
しばらくは目が話せないから
ERの観察室で様子を見ることになった。
そんなに
重症化しなさそうだからよかっけど･･･
もし、意識障害とか残ったら
ほんとに大変だった。
あとは、回復を待つだけ。
またすぐ笑顔見せてね？
･
更新遅くなってすいませんでした(__)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 733人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kammostsluvamos(プロフ) - 1から一気によんじゃいました^^とっても面白いですね！続き楽しみにしています！ (2018年7月29日 23時) (
レス) id: c4f9a481e0 (このIDを非表示/違反報告)
ティンクル(プロフ) - koakuma0411mokaさん» いつ更新したことになってるんでしょうか(＞＜)ここ4日くらいは忙しくて更新出来てないつもりなのですが･･･。私の方での不具合でしたら申し訳ないです。今書いているお話はまだぱーと３までしか更新出来ていませんので、お手数ですが再度ご確認お願いします(__) (2018年7月19日 0時) (レス) id: 0f4db2d361 (このIDを非表示/違反報告)
koakuma0411moka(プロフ) - すみません！更新されてるみたいなんですけど、お話が載ってません！どうしたらよいですか？ (2018年7月18日 16時) (レス) id: 6385812249 (このIDを非表示/違反報告)
ティンクル(プロフ) - えみさん» ありがとうございます！読みやすいだなんて･･･言っていただけて嬉しいです^^*今書いているお話が終わり次第書かせていただきますね！ (2018年7月9日 22時) (レス) id: 0f4db2d361 (このIDを非表示/違反報告)
えみ - 妹ちゃんの話のロングバージョンが読みたいです！ホントに読みやすくて楽しみにいつもしてます！ (2018年7月8日 17時) (レス) id: 6385812249 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ティンクル | 作成日時：2017年7月1日 0時
