熱中症（雅）ぱーと３ ページ7
翔「いま、智にぃとかに連絡とったから。
あと10分弱で着くから。
着いたらすぐ救急で診るって。」
和「うん、了解。
ちょっと冷やすね。
気持ち悪くなったら吐いちゃっていいよ？」
これ以上重症化させるのを防ぐために、
冷えたジュースのペットボトルとかで
脇の下を冷してやる。
あと１０分弱の辛抱。
それまでにちょっとでも効果あればなぁ。
雅「･･････んっ････････うぇ･････････っ」
そんな思いで冷やした効果があってか、
体温は少しずつ下がってきてるような気がする。
それでもさっきから気分が悪いみたいで
吐いては落ち着いて、を繰り返してる。
車っていうのもあるだろうけど･････。
でももうこれ以上脱水するのは危ない。
ここでできる処置には限りがあるから。
あんまり処置が遅れると
危険な状態になるのも十分に有り得る。
だから、はやく、、
翔「あとちょっと。
降りる準備してて？
救急搬送口から入るから。」
和「うん、了解。
雅にぃ〜、雅にぃ〜、
もうちょっとで楽になるからね。」
雅「･･･ん･･･はぁ･･････っ･･･はぁ･･･････」
雅にぃの肩をトントンして、
もうすぐで着くことを教えてあげる。
それと、意識飛ばないようにするためにも。
･
･
ー救急搬送口ー
こんなに長く感じた
10分はなかったかもしれない。
僕からしたらやっと着いた感じ。
翔「よっしゃ、着いた。
Aと僕は待合室でまってるから。
後は任せた。」
和「うん、了解。」
智「和！
ストレッチャー！」
和「あ、智にぃ！
よし、雅にぃ。
もう大丈夫だよ、楽になるから。」
着いてすぐに智にぃが駆けつけてくれた。
その、智にぃの持ってきてくれたストレッチャーに雅にぃを移して処置室へ移動する。
智「雅紀〜？雅紀、？
ここ病院だよー。わかるー？」
雅「････････ん････さと･･･っ･･･ はぁっ･･･」
智「よし、分かるね大丈夫。」
なんか、智にぃに会った途端僕まで安心して･･･
智にぃの大丈夫って言葉。
なんだろう、
すごい安心して力が抜けてくるんだよね。
きっと雅にぃも同じじゃないかな。
でもまだ病院に着いたからって油断はできない。
僕が安心してちゃまだダメなんだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 733人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kammostsluvamos(プロフ) - 1から一気によんじゃいました^^とっても面白いですね！続き楽しみにしています！ (2018年7月29日 23時) (
レス) id: c4f9a481e0 (このIDを非表示/違反報告)
ティンクル(プロフ) - koakuma0411mokaさん» いつ更新したことになってるんでしょうか(＞＜)ここ4日くらいは忙しくて更新出来てないつもりなのですが･･･。私の方での不具合でしたら申し訳ないです。今書いているお話はまだぱーと３までしか更新出来ていませんので、お手数ですが再度ご確認お願いします(__) (2018年7月19日 0時) (レス) id: 0f4db2d361 (このIDを非表示/違反報告)
koakuma0411moka(プロフ) - すみません！更新されてるみたいなんですけど、お話が載ってません！どうしたらよいですか？ (2018年7月18日 16時) (レス) id: 6385812249 (このIDを非表示/違反報告)
ティンクル(プロフ) - えみさん» ありがとうございます！読みやすいだなんて･･･言っていただけて嬉しいです^^*今書いているお話が終わり次第書かせていただきますね！ (2018年7月9日 22時) (レス) id: 0f4db2d361 (このIDを非表示/違反報告)
えみ - 妹ちゃんの話のロングバージョンが読みたいです！ホントに読みやすくて楽しみにいつもしてます！ (2018年7月8日 17時) (レス) id: 6385812249 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ティンクル | 作成日時：2017年7月1日 0時
