生意気な梟【ハイキュー】

なな ページ8

赤葦センパイに勉強を教えて貰って数週間が経つ。

赤葦センパイはスパルタだった。

間違えたら何度も応用問題させられるし、英単語は覚えるまで帰られてくれない。

部活中にも問題を出してくる始末。

しかもいつの間にか名前で呼ばれるようになった。


だがそのおかげか今日、小テストで満点を叩き出したのだ…！


「赤葦センパイ！！今日の小テスト見て！」


赤「……え、すごい」


「だろ！やっぱ俺なんでも出来ちゃうんだよなぁ！」


俺はチャイムがなると同時に部活に走り、赤葦センパイに点数を自慢する。


木「赤葦の教えの賜物だな」


赤「よく頑張ったね」


そう言って頭を撫でてくる。

…撫で…？


「やっっめろ！」


赤「ははは」


木「照れてやがるw」



笑っている木葉サンを睨みつける。
頭撫でられるなんて恥ずかしいだろ普通に！

顔が熱い…


赤「期末試験もこの調子でね」


「余裕っす！」







練習中


「あ、そーいえば合宿があるんでしたよね？」


俺は休憩時間、ドリンクを渡してくれた白福さんと談笑しながら前に赤葦センパイに言われたことを思い出す。



白「うん。今回は音駒と〜」


白福先輩は指を折り数えながら、合宿をする高校を教えてくれる。


白福「んーあと確か…からすの？が来るよ」


「からすの…？聞いたことないっすね」


白福「あぁ、なんか宮城の高校みたいだよ」


宮城…白鳥沢とかじゃないのか。






兎「楽しみだよな〜！」


「うわっ！出たな木兎光太郎！！」


兎「スパイク対決しよーぜモリリン！」


「受けて立つ！！！！」


兎「アカーシボール上げて！」



















白「元気すぎ〜」

赤「ですね」

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