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Aside


監督に言われ、俺は言われたチームに入る。


赤「杜、よろしくね」


確か…あかあしだっけ


「あんたセッターなんだろ?俺にトス回して」


それだけ言う。

梟谷の正セッターってことは木兎光太郎にトス上げてるってことだろ?
だとしたら、まあそこそこ使えるのだろう。

てか木兎光太郎どこだよ。


赤「……杜」


「なに?」


木(赤葦キレたな…)


振り返った瞬間

俺は赤葦の顔を見て、死を覚悟した。




赤「先輩には敬語」



見たこともない笑顔。
笑顔なのに笑顔じゃない。こいつ、笑顔で人殺せるんじゃないか



「…っす」



本能的に、こいつには逆らえないと理解する。

……こわ













ホイッスルの音で試合が始まる。



相手チームが打ったサーブは俺に向かって飛んでくる。

俺のレシーブで、ボールは綺麗な曲線を描きながら赤葦の元に。


俺はその瞬間ネット際に走る。




俺に出せ




赤葦の手から俺の頭上にボールが上がる。

思い切り助走をつけ


飛ぶ



バシィィン!!



俺の打ったボールは、ネット前の超インナークロスに叩きつけられる。


「っし!」


木「こんなの拾えるかよっ!」



まあこれくらいは当然だな!



「次もくださいね?赤葦パイセン」ニコ


「…どうかな」




赤葦は何やらこの試合が面白くて仕方がないとでもいうように、笑みを浮かべた。







兎「ヘイヘイ!!俺も混ぜて!!!」


!!


木兎光太郎!!!


赤「お疲れ様です木兎さん。居残り長かったですね」


兎「プリントがめちゃくちゃ難しかった!」


なんほど…ずっと居なかったのは居残りしてたからなのか。



木兎光太郎があっちのチームに行けば戦える。

木兎光太郎を叩きのめすチャンスだ。



監督「じゃあ木兎は」


「監督、木兎光太郎はあっちのチームに入れて」


監督「お、じゃあ木兎、木葉達んとこ入れ」


兎「おっけー!」


ヘイヘイヘーイ!走って向こうのコートに行く木兎。

テンション高ぇなおい。

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nyuu(プロフ) - 主人公くんめちゃタイプです!更新楽しみにしてます! (1月13日 13時) (レス) @page18 id: 24133f0e5f (このIDを非表示/違反報告)
キョンシー(プロフ) - (/ω\)キャー楽しみです! (12月23日 12時) (レス) id: 84d2022181 (このIDを非表示/違反報告)
沙樹(プロフ) - キョンシーさん» イラスト褒められるの嬉しすぎます!キョンシーさんが喜んでくれるならたくさん描きますね!🫶これからもよろしくお願いしますー!! (12月23日 1時) (レス) @page12 id: e04725104b (このIDを非表示/違反報告)
キョンシー(プロフ) - 更新楽しみにしてます!夢小説の中でもイラストがとても好みです! (12月22日 23時) (レス) @page12 id: 84d2022181 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:沙樹 | 作成日時:2023年12月19日 18時

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