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4話 ページ4

次の日の早朝。

急いで忍術学園に向かって走る。



『忍術学園に遊びに行くから』

昨日の利吉さんの笑顔を思い出す。


ずっと憧れていた人が目の前で笑っていた。

会う度に好きになってしまうのはもう、しょうがないと思う。


だから....

諦められないんだよね。



「あっ、Aちゃーん!」

忍術学園の前を掃除する小松田さんが手をブンブン振っている。


「小松田くんごめん!遅くなっちゃった」

「ほんとに遅いですよぉ。まあいいけど!」

にっと笑う小松田くん。


「どうしたの?いいことでもあった?」

箒を受け取りながら尋ねた。


「実は、学園長先生が子猫を拾ったんだけどヘムヘムがいるからーって僕に押し付けてきたんだよ」

顔がデレデレだよ。

「ほら、このこ!」

門のそばに寝ている白猫を指さす。


「わぁっ!かっわいい!」

洗いたてなのか、キレイな毛並み。



そっと撫でるとふわぁーっとねこがあくびをする。

「....ふわぁー....」

「ふははっ!Aちゃんねこからあくび移って....ふわぁああ....」

数秒見つめあって、爆笑する。



「お2人さん、朝から楽しそうだね。」

すると後から声をかけられた。


「「利吉さん!!」」

昨日のあの話を聞いた後だから気まずい…訳ではなく普通に喜んでいる自分にびっくり。


「やぁ。....たまに思うんだけど、2人って似てるよね。」

苦笑いをして私たちを交互に見つめる。


「似てませんよ!」
「似てないですー!」

2人で声を揃えて反論するとまた苦笑い。


そんなに似てるかなぁ。

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みかんおばけ - 素敵です!サイコーです! (2019年3月29日 21時) (レス) id: 37228e8831 (このIDを非表示/違反報告)
あーり(プロフ) - 月長石さん» 月長石さん、ありがとうございます!準備が整い次第、続編を作ろうかなと思っているので他作品と並行になり更新ペースは遅くなるかもしれませんが、気長に見ていただければ嬉しいです!ご期待に添えるよう頑張ります! (2018年12月21日 21時) (レス) id: 55a75ee2ee (このIDを非表示/違反報告)
月長石(プロフ) - 大変だとは思いますが、ご検討して頂けるとありがたいです!改めてお疲れ様でした!ありがとうございました! (2018年12月21日 7時) (レス) id: 6c9c69e497 (このIDを非表示/違反報告)
月長石(プロフ) - 初めまして、完結おめでとうございます!いつもワクワクしながら見させて頂きました!私としては作者様も大変だとは思いますが、続編をつくって頂きたいなと思います!利吉さんと夢主さんが付き合った後の日常…みたいな感じの小説が見てみたいです! (2018年12月21日 7時) (レス) id: 6c9c69e497 (このIDを非表示/違反報告)
あーり(プロフ) - リディア94さん» リディア49さん、ありがとうございます!楽しんでいただけてなによりです(^^)これからちょっと留三郎くんに頑張ってもらってハッピーエンドを目指すので最後までよろしくおねがいします! (2018年12月14日 23時) (レス) id: 55a75ee2ee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あーり x他1人 | 作成日時:2018年8月7日 23時

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