29話 ページ29
まあ、『何かあったとき』がそう来ることはない。
だから時間のあるときに、気が向いたら話そう。
そう思って数日後。
この時代に『何か』は付きものだったりする。
「そろそろお説教終わったかなぁ」
校門前の掃除はとっくに終わって
ひたすら色付いた木を眺めるだけ。
小松田くんは吉野先生にまた怒られてるから
できればお説教の部屋に入りたくない。
「うぅ…でも今日曇ってて寒いし、戻ろうかな」
やっぱ寒さには敵わない！
ほんと季節が過ぎるのは早いよね〜、なんて。
私が入ってまだそんなに経ってないのに
6年生は卒業に向けて準備を始めてる。
…さみしくなるなあ。
よし、戻って仕事だ。
気合いを入れて学園に入ろうとしたら
「あのー、」
声をかけられた。
「はい！どなたかにご用事ですか？」
「ええ、ここの女事務員さんに…」
…私？
「えっと、中でお話ししますか？でしたら入門票にサインを…」
差し出した入門票を受け取りサラサラと名前を書く男性。
受け取った入門票には私の知らない名前。
でも名前を書いてるから怪しくはない…？
「どうぞ、中へ…」
開けかけていた門をしっかり開けてくぐった途端
口元を布で抑えられ
抵抗するまもなく意識は遠のいた。
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みかんおばけ - 素敵です！サイコーです！ (2019年3月29日 21時) (
レス) id: 37228e8831 (このIDを非表示/違反報告)
あーり(プロフ) - 月長石さん» 月長石さん、ありがとうございます！準備が整い次第、続編を作ろうかなと思っているので他作品と並行になり更新ペースは遅くなるかもしれませんが、気長に見ていただければ嬉しいです！ご期待に添えるよう頑張ります！ (2018年12月21日 21時) (レス) id: 55a75ee2ee (このIDを非表示/違反報告)
月長石(プロフ) - 大変だとは思いますが、ご検討して頂けるとありがたいです！改めてお疲れ様でした！ありがとうございました！ (2018年12月21日 7時) (レス) id: 6c9c69e497 (このIDを非表示/違反報告)
月長石(プロフ) - 初めまして、完結おめでとうございます！いつもワクワクしながら見させて頂きました！私としては作者様も大変だとは思いますが、続編をつくって頂きたいなと思います！利吉さんと夢主さんが付き合った後の日常…みたいな感じの小説が見てみたいです！ (2018年12月21日 7時) (レス) id: 6c9c69e497 (このIDを非表示/違反報告)
あーり(プロフ) - リディア94さん» リディア49さん、ありがとうございます！楽しんでいただけてなによりです(^^)これからちょっと留三郎くんに頑張ってもらってハッピーエンドを目指すので最後までよろしくおねがいします！ (2018年12月14日 23時) (レス) id: 55a75ee2ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーり x他1人 | 作成日時：2018年8月7日 23時
