34話 あの日 ページ3
シルクside
俺sideはこれで初めてだな。2話で俺sideがやっと来たという……wまぁ、その話は置いといて、今回はカルメが本気で怒ったあの日について話すよ。
それは、俺達が高校3年で卒業シーズンを迎えた時だった。真冬にYouTubeを投稿してフイッシャーズと名乗るようになって、3ヶ月ぐらいかな?春だったな。
「まーた陰キャラが騒いでやんの」
「おいおいそんな言うなよwwwwwwww」
「ギャハハッッッwwwwwwww」
不良というか、うるせぇグループからからかわれるようになり、おまけにちょっかい出されてぺけが階段から落ちて怪我したり、後は水かけられたりして俺達は精神的に病んでた。
……けど、あいつは違った。
「うわッッッ!!!!!!!!なんだよお前は!!!!!!!!」
貴「…てめぇ……っ!!!!!!!!今の言葉を取り消せ!!!!!!!!」
「っうるせぇな!!!!!!!!」
貴「うるせぇのはどっちなんだよ!!!!!!!!毎日のようにからかいやがって!!!!!!!!それにうちの大切な友達を傷つけておいてそれはねぇだろおがよッッッ!!!!!!!!っふーっ!ふっー!」
シルク「おい!カルメ!」
からかわれて、心が折れた俺達を見てグループに対しての怒りを覚えたのか、グループが教室から去ろうとした瞬間、カルメはグループに飛びつき馬乗りになり、グループのリーダーに胸ぐらをした。
正直、びっくりしたしあんなに怒ったカルメは初めて見た。俺達はカルメを止めようとしたけど
「ギャーギャー喚くんじゃねぇよ!!!!!!!!」
貴「っうあ…!!」
ガシャーーーーンッッッ!!!!!!!!
マサイ「A!!!!!!!!」
止めようとした時、グループのリーダーがカルメを勢いよく突き飛ばした。それが悪かったのか、カルメはあっけなく飛ばされ教室の窓にぶつかり、窓が割れてしまい破片が飛び散りそのままカルメの額を深く切ってしまった。それでもあいつは
貴「……まれ…………あや……あやまれ…謝れよ……」
「っ!!!!!!!!おい、帰んぞ!!!!!!!!」
折れずに立ち上がって、グループのリーダーに立ち向かった。
教師「なんの音だっ!って……御坂!額から血が出てんぞ!!!!!!!!」
貴「大丈夫です、大丈夫ですから。それに……」
ふっとカルメの視線が俺達とあった。カルメの目には悲しみと悔しさを語っていて、俺達はカルメから顔を背いてしまった。
……どうする事も出来なかったんだ。
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ななみ - 今まで読んだ中で一番感動しました!(上から…)マサァイと夢主お幸せに。フィッシャーズのメンバー多分全員夢主のこと好きでしたよね。そう思うとなんか…涙がぁ。そしてボンドさんやくまみきさん、はじめさんが出てくるとは! きさらぎさん、本当にお疲れさまでした! (2019年5月17日 22時) (レス) id: 49db6b8eed (このIDを非表示/違反報告)
りりり - お疲れさまでした!めちゃくちゃ面白かったです!終わり方も最高でした! (2018年6月30日 22時) (レス) id: 3d63e4ae3a (このIDを非表示/違反報告)
トーマ - あのっ...! 文才能力高くないですか? 尊敬します! 終わり方がハッピーでよかったです! (2017年10月24日 22時) (レス) id: 6eb8a935dc (このIDを非表示/違反報告)
琴葉(プロフ) - お疲れ様でした!!最後まで楽しく読ませていただきました!最後ハッピーエンドで終わって、今すごく心がホッコリしてますw次回作も読みに行こうと思ってます、またコメントするかもしれませんがその時はよろしくお願いします!本当におめでとうございます! (2017年9月18日 19時) (レス) id: 09fb478258 (このIDを非表示/違反報告)
きさらぎ(プロフ) - 最後までコメントして下さった皆様、本当にありがとうございました!!!皆様のおかげでこうして、幸せに終わりました!!!!!それでは、また、お会いしましょう!!!!! (2017年9月18日 16時) (レス) id: 2f9510d995 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きさらぎ | 作成日時:2017年7月26日 22時