私に構うな【小森隼】 (ページ26)

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Aside

次の日、

愛葉から昨日連絡来なかったので

学校で聞くことに。

『愛葉！どうだった？！』

愛「………。」

『愛葉？』

愛「裏切り者。」

え……………？

愛「亜嵐くん、私を呼び出したのね、
Aにどうやって告白するか相談するためだったんだって！」

愛「なに、私がいない所で亜嵐くんに媚び売ってたの？」

『え…？いや、そんな…』

愛「大体、あんた私のことと親友！とか言っちゃってるけど、私はあのイケメンな先輩として有名な亜嵐くんに少しでも近づきたくて、そんな亜嵐くんと仲いいあんたに近づいたの。」

愛「あんたと仲良しこよししてれば、亜嵐くんにだって楽に近づけるでしょう？」

愛「いやでもね、まさかあんたが亜嵐くんに好かれるだなんて笑」

愛「ほんっとに、最悪。」

『…………そんなこと言ってる人、亜嵐は好きにならないよ。』

愛「なに？私を見下してる？笑」

愛「いいわ、近いうちにでも痛い目に合わせてあげる。」

その後愛葉は、ほかのキラキラ系女子の方に行った。

愛葉の顔にはあの時の笑顔は消えていて、

私を嘲笑うような表情だった。