私に構うな【小森隼】-2-

story.69 ページ20

Aside









そして…





隼「よっしゃぁああ赤点回避…！！！」



『よし、留年はま免れた』



玲「よし。赤点回避。よし。ダンス。←」







なんと、片寄先輩のおかげで



全員で赤点回避。





『今度お家にお礼しに行こ』




隼「その必要は無いんじゃない？」




え？



あ、そっか、

スクール一緒か。






玲「じゃあ行きにお菓子買ってこうぜ」



『だね〜』







＿＿＿放課後









「桃田さん、白濱先輩が呼んでるよ」


『あ、亜嵐？』








そう言われて廊下に出ると






亜「あ、きたきた」



『何？亜嵐、どしたの？』



亜「いや、…


夏休み、遊ばない？」





…亜嵐もかぁ。







『んー…いいんだけど、できるだけダンスに打ち込みたくて。』




亜「ええ、やる気満々じゃん」




小森の顔が頭によぎる。




『…小森。』



亜「…え？」



『小森が、頑張ってる姿見てると、私も頑張っちゃおうかなって笑』




亜「…あぁ、そっか笑」






じゃあ空いてる日、連絡してって


そのままばいばいしちゃった。








それにしても、一瞬寂しそうな顔をしたのは


気の所為だろうか。

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