好みでないと言い切れないが ページ4
荷造りをし、アスランのいる石舞台に向かって旅を始めて、1晩経って。狼に狙われているものの、ピーター達は、ナルニアにだいぶ慣れて、会話混じりで歩けるようになった。ピーター、スーザン、ルーシーは雑談していた。
「ピーター、どうしたの?Aの方ばかり見て」
ルーシーの無邪気な言葉に、ピーターは、びくっとする。スーザンは、察して、ピーターをからかう。
「分かった。Aに見とれてたんでしょう?」
ピーターは、顔を紅くする。ルーシーは驚く。
「ピーター、本当なの!?」
「うるさいな。こ、好みでないと言い切れないけど、Aとは、まだ会ったばかりなんだよ」
ピーターが愚痴ると、スーザンはにやにやしながら言う。
「まあ、これからどのように付き合うかによるわね」
3人は、前方でビーバー夫婦と旅をする際の注意事項を話し合っている、Aの方を見ていた。
Aは、体で年齢を考えるならば、まだ11ぐらいなのに、実際の年齢が1000ぐらいだと聞いた時、ピーター達は、おったまげた。彼女の指示を受ける度、その越してきた年齢を感じてしまう。
この人は、ナルニアの全貌をずっと見てきたのだと思えば、たとえAが言うなと言えども、皆が皇女殿下と言いたくなるのがよく分かった。
ふと、後方から、何か音がする。鈴の音だ。ビーバーの旦那さんは、ピーター達に指示を出した。
「魔女が追いかけて来た。走れ!」
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霊夢(プロフ) - ンア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙面白い!そして好み!!更新頑張ってください!今年またナルニア国物語の映画が出るよですので頑張ってください! (2019年8月8日 15時) (レス) id: 28399f0f04 (このIDを非表示/違反報告)
桜花さくら(夜桜)(プロフ) - はじめまして!このお話の続きがみたいです(´▽`) (2014年12月4日 13時) (レス) id: 50fe65f510 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:せあ | 作成日時:2014年8月6日 11時