【銀魂】万事屋の拾い者

突然の依頼 ページ27

「銀時は居るか」


「銀さんなら居ますけど…珍しいですね月詠さんが万事屋へ来るなんて」


……玄関の方から知らない女の人の声が聞こえる


(月詠さんって言ってたけど…知り合いなのかな？)


突然来た人へ慣れたように話す新八くんを見てそう思う


「また面倒な依頼じゃねぇだろうな」


机の上に足を組んで乗せている銀さんはだるそうに部屋の入口へ視線を向けた


私も、銀さんの向けた視線の先へと目を移す


整った綺麗な顔に少し色気を感じさせる着物。


それとは反対に口には煙管を咥え、男性の様な雰囲気も醸し出す女性、


(この人が…月詠…さん？)


私がじっと見ていると視線に気づいたのか月詠さんと目が合う


月詠さんは私をじっと見、まるで美術品を見るかのように視線を上下させる


どこか納得したように1回、目を伏せると再び銀さんへ向き直った


「銀時、このおなご少しばかり吉原に貸してくれぬか」


『………へ？』

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ヤクルト

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