【銀魂】万事屋の拾い者

選択 ページ13

「家もねぇし頼れる親戚もいねぇのか…」


「そんなに権力のある家柄でしたら余計頼りずらいですよね」


「じゃあ、ここで働けばいいネ！」


全員で考え込んでいる中神楽ちゃんが勢いよく立ち上がり、キラキラした目でそう告げる


『ここで…？』


「…でも神楽ちゃん、うちは収入も安定しないしAさんも大変だと思うよ」


「えー、私Aと一緒にいたいアル…」


(神楽ちゃん……)


しゅんと俯きながら言う神楽ちゃんの言葉に私は少し嬉しく感じた


新八くんが銀さんへ視線を移す。それにつられるようにして私も銀さんを見つめた


「………………」


銀さんは何か考える様子を見せ、ゆっくりと口を開く


「残念だが…俺も新八の意見に賛成だ」


「苦しんでる女の子一人も助けられないアルか…万事屋は…」


銀さんの言葉を聞き、低い声でそう呟いた神楽ちゃんは足早に部屋を出て行ってしまった


「すまねぇが、俺達にしてやれるのはここまでだ」


「……………」


新八くんも黙り込み、下を向いたまま動かない

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ヤクルト

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