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｢ねえ、｣
寝ちゃったのかな、
どうすればいいのかもわからずドアの前で座り込んだ。
時々なんで自分はアイドルになったのかと後悔する時がある。
例えば好きな人が出来た時。
まさに今。
出来るなら街で手を繋ぎながら
彼女が行きたかったお洒落なカフェに堂々と入りたいし、
2人で写真を撮ってSNSにあげて友達に自慢したい。
大きな遊園地に行ってかわいい被りものを被って乗り物に乗ってはしゃぎたい。
出そうと思えばどんどん出てくるアイドルじゃなければできた僕の願望。
ガチャ
｢わ、｣
ドアに全体重をかけていたせいでAの足に背中が乗っかってしまった。
｢ミンギュ。｣
｢ん？｣
｢ごめん｣
｢あ、いや、俺の方がごめん、｣
｢いや、私の方が、｣
｢いや、笑｣
ドラマでよくあるシーンを現実でやっていることに思わず笑ってしまった。
｢ミンギュ、ほんとごめんね｣
｢仲直りのキスは？｣
｢こ、れは、喧嘩じゃないし、｣
｢え〜俺傷ついたのに〜｣
｢え〜キスしないの〜｣
｢キスしないなんてありえる〜？｣
部屋にいるヒョンたちに聞こえるか聞こえないかくらいの音量で話してみる。
まあ拒否されても絶対キスするけど。
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momijicarat - とても、面白かったです！最後のスングァンの「きゃー、ヒョン破廉恥!」ってところがとてもおもしろくてつい、笑ってしまいましたwwwwww (2021年5月11日 6時) (
レス) id: ab76b81f0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここな | 作成日時：2020年8月1日 22時
