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▼episode.20 ページ20
You side
｢つ、疲れたー」
あの時、いきなりライトくんが入ってきたのにはびっくりしてしまった。
あ、あれ?私、驚きすぎて体隠してたっけ?
｢あ、あ、ああぁぁぁぁ////」
多分、隠してはいたのかもしれないけれど体を見られてしまったのには間違いない。
ライトくんは、女性に慣れているのかもしれないがそれとこれでは別。
だんだんと頬が真っ赤になっていくのが分かる。
私も一応は女子だ。体を見られて恥ずかしくないわけがない。
[コンコンッ]
ユ｢Aちゃん、どうしたの？唸り声が聞こえたけど...」
｢う、ううん。何にもないよ。気にしないで」
ユ「そ、そっか。じゃあ、おやすみ」
｢うん」
ユイちゃんから「おやすみ」って言われて気がついた。今からが就寝時間なんだ。
私はまだ夜の生活に慣れておらず、少し寝不足だ。
でも、こんな事があった後になると目がしっかり覚めてしまっている。
｢ね、眠れない...」
まだ、頬が火照っている。いつになったら収まるんだろうか。
まぁ、気にしててもしょうがない。私は、そう思いながら目を思いっきり瞑った。
(どうかグッスリ眠れますように。)
そんな願い事をしながら...。
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作者名：心芦心芦 | 作成日時：2017年6月3日 20時
