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▼episode.2 ページ2
You side
私の人生は本当に変哲のないものだった。
学校へ行って、家に帰って、ご飯を食べて、お風呂に入って、寝るだけの人生。
だが、そんな私にも唯一の楽しみがあった。
DIABOLIK LOVERS、私の人生の生きる糧とも言えた。
そう、私はディアラヴァの新作ゲームを買いに行くときに目の前からトラックが衝突してきた。
「え?」
[ドオォォォォオオオン!!!!]
私の体が服が血で滲んでゆく。
薄暗くなっていく私の視界には、泣き叫び私の血で手が真っ赤になっている母が見えた。
お母さんと一緒に居たわけではないのに何で此処に居るんだろう?と疑問に思うよりも先に、私はあぁ、私死ぬんだ...と思った。
その瞬間、私はゆっくりと瞳を閉じた。
先の見えぬところへと魂が消えていく気がした。
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作者名:心芦心芦 | 作成日時:2017年6月3日 20時