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先ほどの部屋を出て、暫く長い廊下を進んだ先にある部屋の前で、椿さんは立ち止まった。

「ここに皆集めておいたからね。
ここは、共同スペースで、言うならリビング的な感じかな?寂しくなったらおいで。」

「う、うん。」

もう、本当に住む感じで話が進んでしまっている。
しかし、さっき椿さんに言われたがこの包帯ぐるぐる巻きの足では、帰れないだろう。
そう思い、暫くは厄介になろうと心のなかで思った。

「じゃあ、入ろうか。」

そう言って椿さんはドアを開けた。
中に入ると椿さんの言った通り人が数人集まっていた。
しかし、私に刺さる視線の数々。
確かに、初めて会うのだからこうなるのは仕方ないが、結構、視線が痛い。

「皆、見すぎだよ。」

私の思いに気づいたのか椿さんが助け船をだしてくれた。

「仕方ないだろ?初めて会うんだし。」

そう口を開いたのは緑の髪の人だった。

「オイ、桜哉ァ!!
そんな言い方したら、つばきゅん泣いちゃうだろうがァ!!」

「つば・・・きゅん・・・?」

ピンクの髪の人の言葉を聞いて椿を見た。
目が合うと、ハッとして慌て始めた。

「ちょ、Aそんな目で見ないでよ!!
僕、それくらいで泣かないから!!」

「嘘つけ。」

「ちょっと!桜哉!!
Aが勘違いするでしょ?
とにかく!皆、自己紹介して!!!」

椿さんが慌てながら話を進める。

「はぁ、綿貫桜哉。桜哉でいい。」

「ベルキアだよォ★ベルって呼んでね★☆」

「オトギリです。お好きなように呼んでください。」

「・・・・・・・・・・・・
あれ?!これだけ??!!
シャムとヒガンは?」

まだ、私に紹介する人がいたのか慌て始める椿さん。しかし、何故、部屋に入ったときに気がつかないのか。

「つばきゅん、朝から仕事に行かせたじゃん!!」

「あ、そうだった!」

「年かよ・・・」

「桜哉、違うから。まだ、全然若いから!!!」

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冬が一番なCher(プロフ) - 75.さん» この…っ しているよ…! (2017年8月11日 22時) (レス) id: 6e206b5459 (このIDを非表示/違反報告)
75.(プロフ) - 冬が一番なCherさん» フフフ(´^∀^`)フフフ…楽しみにしていたまえ←←←←←←←←← (2017年8月11日 22時) (レス) id: 53e3b94d46 (このIDを非表示/違反報告)
冬が一番なCher(プロフ) - 75.さん» なんだって…最初から狙っていたのかい…?! ちょっとこれは張り付いてないと…楽しみにしてます! (2017年8月11日 10時) (レス) id: 6e206b5459 (このIDを非表示/違反報告)
75.(プロフ) - 冬が一番なCherさん» ありがとう(≧∇≦*)実は椿があの日迎えに来た理由はまだ他にあるんだよ♪これから、過去を少しずつ展開していくから、こうご期待!!←← (2017年8月10日 22時) (レス) id: 53e3b94d46 (このIDを非表示/違反報告)
冬が一番なCher(プロフ) - 寝巻き女子可愛い… 過去のことも壮絶だけどそうじゃなければ椿に会えなかったんだよね 大変だけど よかったって思っています。出会いおめでとう (2017年8月9日 18時) (レス) id: 6e206b5459 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:75. | 作成日時:2017年7月29日 23時

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