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Jaehyun-恋人編ページ8

ジェヒョン side

「ユノく～ん」

JH「A、近い」

「ユノ、かっこいい」

JH「…ちょっと離れて」

「やーだ」

仕事が終わって家に帰ると、Aが酔っていた。
テーブルの上には緑の瓶が2本開いていた。
酒弱いのに……もう、

JH「飲み過ぎ」

どこに居ても何をしててもぴったりくっついてくるAを引き離したい理由は…

「…好き」

JH「A、」

ほんのりと頬を染めて、口から零す言葉と
お酒のせいで艶っぽい瞳が可愛くて

既に理性が効くギリギリのラインだから。

「ユノの匂い好き」

俺の首に腕を回して、胸元に鼻を近付けて微笑むAの頭を撫でると気持ち良さそうに見上げる。

「……ちゅ、して」

もうダメだ、限界だ

理性が完全に切れた俺は、寝室に行く余裕すらなく、そのままソファーに押し倒した。

JH「A」

「んっ、」

Aの薄い唇を啄むようにしてキスをすると、熱っぽい吐息が漏れる。
酔ってるから熱っぽくていつもよりやばいな、、

「ユノヤ…」

目に涙を溜めながら俺に腕を伸ばして呟いたAの言葉を皮切りに、薄く開いた唇に舌を入れると小さく体が震えた。

「んん……っ」

JH「優しくできないかもしれないから、怖くなったら言って、」

「ユノのそういうところ、好き」

嬉しそうに微笑んだAの頭を撫でて「俺も好き」と言うと、顔をもっと赤く染めて顔を近づけてキスをする。

JH「やることがいちいち可愛すぎんだよ」

自分からキスしといて恥ずかしそうに顔を覆う手にキスを落として服をゆっくり捲ると、白い肌が覗いて息を呑む。

久しぶりで、心臓が激しく鳴り出した。

JH「A……、A？」

お腹にキスを落とした時、何も反応がなかったAに呼び掛ける。

それに対する呼び掛けもなくて……

ちょっと待って、嘘だろ。？

JH「……まじで」

彼女の顔を覆っている手をどかすと、幸せそうな顔をして眠っていて唖然とする。

JH「ほんとに、笑」

すごいドキドキしてて、これからだったのに

ここまでさせといて……

JH「お預けですか」

服を戻してからブランケットを掛けると、「ユ…」と口を動かす。

"ノ" まで言ってよね笑

お預けされたからには、次は優しくできねえからな！

そっと、Aの額にキスをした。