Neocul's Girl 《Ⅰ》 (ページ7)

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A side

私は制服から私服に着替えてお母さんの隣に座り
事務所の人と向かい合った。

母｢なんかね直々に伝えに来てくれたらしいよ｣

『は、はぁ……』

sm ｢まあもう、察してくれてると思うけど……

……オーディション、合格です！｣

え、嘘……

母｢やったなぁ！あんた！よく頑張ったよ！！｣

『ほんとですか…全く想像してなかったんですけど』

sm ｢そんなまさかー！｣

母｢ほんとですよ、この子受験勉強の用意してましたし歌えなかった〜って言ってたんです笑笑｣

sm ｢え、？あれで歌えなかったんですか！？
もう、事務所は大盛り上がりでしたよ！｣

＿＿＿＿＿＿＿＿＿SM entertainment

オーディション終了後

｢やぁ…あいつがスカウトしてきた子しか頭になかったぞ！｣

｢私もです｣

｢絶対合格！あの子しか上手じゃなかった｣

｢日本人を入れるのも悪くないですね！｣

｢まさかビジュアルだけじゃなくてダンスも歌もできるハイスペックな子だったとは…あいつの見極め力も上がったぞ！｣

｢｢｢はい！合格者1名井上A氏で！｣｣｣

＿＿＿＿＿＿＿＿＿

『嬉しいです…』

sm ｢僕も嬉しいですよ！ほんとに、良かったです！｣

『スカウトしてくれてありがとうございました』

母｢私からもありがとうございました｣

3人とも半泣き状態でなにこの状況……気まづいな笑

sm ｢ということなので…韓国、来ていただけますか？｣

そんなの、答えはひとつに決まってる。

『はい！もちろんです！』

私はSM entertainmentの練習生となったのだ。

そしてこの後1年後くらいにこの年全ての公開オーディション総計してたったひとり、私だけが受かっていたということを伝えられてとても驚いたのだった……

＿＿＿＿＿＿＿＿＿

mc ｢え、わざわざオーディション受けたんですか？｣

『はい笑笑』

mc ｢どこまでハイスペックなんですか！！｣

『いや、笑自分の実力がどれくらいなのか試したかっただけです！』

mc ｢それにしてもですよ、何万人受けて1人しか受からなかったって……｣

『そうなんですよ、それ結構経ってから言われて笑』

mc ｢やぁ、SMって難しいんだな｣

mc ｢お前は諦めろwww｣

mc ｢あ、バレました！？笑｣

ちょっとシリアスというか真剣な話をした後だったがこんな感じでMCの方々がふざけだして場の雰囲気は賑やかになった。

懐かしいな…練習生時代。

練習生の時の話はまた今度…ね。