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「え…」
部屋の入り口で立ち尽くしたまま、俺と胡蝶を交互に見つめた。
次の瞬間、目線を下に落とし、Aの瞳に水の膜が張られた。
一片の愛想笑いをし、そして部屋から小走りで去って行ってしまった。
…俺、何かしてしまったのだろうか。また女心とかいうやつか。
「あ!ちょっと、Aさん!誤解です!」
胡蝶が多少張り上げた声でAのあとを追う。
なんだ?何が起こっているんだ。
柱である胡蝶の俊足にAが敵うはずもなく。
数秒後に胡蝶に連れられてAが部屋に入ってきた。
「Aさん。誤解を招くような行動をして申し訳ありませんでした。」
深々と頭を下げて胡蝶が言う。
「私も、早とちりをしてしまって……義勇さんの手当てもしていただいたのに、失礼な行動をとってしまったのは私のほうです。」
いえいえこちらこそ。いやいや私も。と、二つの頭が交互に動く。
それじゃああとはごゆっくり。あとはAさんからお伝えしてくださいね。と言って胡蝶は部屋を出ていってしまった。…いやちょっと待て。何二人だけで解決してるんだ。当の俺は何が起こったのかすらわかっていないんだが。
「A。どうしてあのとき部屋から出ていったんだ?」
「だって…胡蝶さんと、ぎ、義勇さんが…だ、抱き合っていたように見えて…それで…驚いて…」
「……!?…心外だな…」
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もものかんづめ(プロフ) - 楪日織さん» はじめまして!素敵な感想ありがとうございます!とっても嬉しいです。読み辛い箇所もあったと思いますが、少しでも義勇さんの魅力を伝えられたら嬉しいです! (2021年3月9日 14時) (レス) id: 1fd1adbad9 (このIDを非表示/違反報告)
楪日織(プロフ) - はじめまして、です。作品を読ませていただきました。冨岡さんが変わっていくところとか、主人公の過去とか、とても心揺さぶられるものが多くて、「美しい作品ってこういうことを言うんだな」としみじみと感じました。素敵な作品を、ありがとうございます! (2021年3月8日 22時) (レス) id: 754ebe19e6 (このIDを非表示/違反報告)
もものかんづめ(プロフ) - 凪子さん» 凪子さん!いつもコメントありがとうございました!次回作も頑張ります笑笑 (2021年3月8日 14時) (レス) id: 1fd1adbad9 (このIDを非表示/違反報告)
もものかんづめ(プロフ) - 莉子さん» 莉子さんのコメントにいつも励まされてました…笑本当に拙すぎる文章だったので、読みにくい箇所が沢山あったと思います。それでも、義勇さんの魅力や作中での成長過程が1ミリでも伝われれば嬉しいです!最後まで応援本当にありがとうございました!! (2021年3月8日 14時) (レス) id: 1fd1adbad9 (このIDを非表示/違反報告)
凪子(プロフ) - この作品、とても好きでした。義勇さんの温かさが、心にしみました!次回作も期待しています(^.^) (2021年3月8日 13時) (レス) id: 33c3d87eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もものかんづめ | 作成日時:2020年11月8日 12時