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それからあの時の事含め、私の事情を話したら善逸は全力で土下座をしながら謝ってくれた
まぁさっきの会話聞いて、悪いやつじゃないって事は分かってたけど

後なんか気絶してる綺麗な顔した男の子
嘴平伊之助っていう名前らしい


炭治郎達の事を色々教えてもらいながら、亡くなってしまった人の埋葬をしていると、例の伊之助が飛び起きた



「勝負勝負ゥ!!」

「寝起きでこれだよ!一番苦手これ!!」



なんか想像してたよりも野太い声だった

ぼーっと追いかけっこを始めた二人を見てたら、善逸がこっちに走ってきて目が合った
…女の子の後ろに隠れるなよ、みっともない…



「何してんだァお前ら!!てかお前誰だ!!」

「A」

「そうかA!!俺は嘴平伊之助だ!!」

「それ知らない人」



Aって誰だよ…この場に一人増えたのかと思って、辺り見渡しちゃったじゃん

それから炭治郎と伊之助の面白いやり取りを楽しんで、私達は山を下る事になった

本当はそのまま家に帰ろうと思ったけど、ここからだと藤の花の家紋の家の方が近いみたいだし、自分が思っている以上に疲れていて眠いからそっちに行く事にした



「三人共肋が折れているとはな…」



そしてどうやら私以外の三人は肋が折れてるらしい
…よくそれで今まで戦ってきたね炭治郎



「鬼を連れているのはどういう事なんだ?」



騒がしい夕飯も終えて、一人床に就く

だけど私の耳がいいからなのか、善逸の声が大きいからなのか、隣の部屋から聞こえてきた会話に耳を傾けた


それ私も気になってた…
箱の中で大人しくしてるみたいだから見逃してたけど

話を聞く限り、その鬼は炭治郎の妹らしい



「鬼殺隊を!!!舐めるんじゃねえぇぇ!!!!」

「うるさい…」



鬼が女の子だと知った瞬間これだ
うるさくて眠れやしない。私の睡眠を邪魔しないで…

耳栓でもしよっかな…



「鬼狩りの兄と、鬼の妹…」



よく考えると凄い組み合わせだよね…

……もし私が鬼になったら、兄様はどうするんだろう
炭治郎みたいに、鬼になっても一緒にいてくれるかな

それとも…



「眠い…」



未だにうるさい隣の部屋から聞こえる善逸の声を聞きながら、目を閉じて眠りについた

今日だけでめっちゃ疲れた…

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小鳥遊(プロフ) - 派手派手ださん» 雛鶴さん可愛いは常識ですねはい!!! (2020年9月15日 8時) (レス) id: c382c4d96c (このIDを非表示/違反報告)
派手派手だ - 雛鶴可愛い〜〜〜〜 (2020年9月14日 21時) (レス) id: ecb9bdae19 (このIDを非表示/違反報告)
小鳥遊(プロフ) - かりんとうさん» 雛鶴さん好きです本当それなです(激しく同意) (2020年9月10日 20時) (レス) id: c382c4d96c (このIDを非表示/違反報告)
かりんとう(プロフ) - 雛鶴さん可愛いよねぇぇぇ……ムフフ (2020年9月9日 15時) (レス) id: 0a870a00f2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:小鳥遊 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2020年9月7日 22時

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