不良少女47日目 ページ7
《遭難》
ビ「ほら、貴女も食べなさい」
暗い洞窟の中、水の滴る音とビアンキ姉さんの声だけが響く
洞窟の外は真っ暗闇で、虫の音が耳障りな程に聞こえてくる
そして目の前には毒々しい、まさに【毒キノコ】を代表する様な歪な形色ををしたキノコの山
貴「(あー、…もうこれは_______)」
駄目かもしれないな。
そう小さく呟いた私の言葉は洞窟に溶け込んで消えていった
さようなら、皆。
私は短い人生に別れを告げた
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―3日後・場所:並盛山―
獄「うーさみー、何でこの季節にこんな山奥に来なきゃなんねーんだよ!」
山「でもこんな自然めったにお目にかかれないぜ」
今、獄寺と山本そしてディーノの3人は並盛山の吊り橋の上を歩いていた
山の中だけあって気温は低く、皆厚着だった
ディ「地図にも乗ってない秘境だからな
前にツナを入院させたわびに腹割って話し合う場を作ってやろーと思ってな
こーゆー所で寝食を共にするとファミリーの結束は深まるんだぜ」
獄「何言ってやがる!!ヘナチョコヤローが!
それより10代目はどこだ!本当にいるんだろーな!」
ディ「心配すんな、リボーンと先に来てる
この時間だ。多分メシでも……」
そうディーノが言いかけた時、3人は目の前の光景を見て声を漏らした
ツ「助けてーーー!!!」
獄「10代目ー!!!」
目の前には岩に縄でグルグルに巻かれ、滝に打たれているツナの姿
その近くでお茶を飲んでいるリボーンの姿があった
ディ「何してんだリボーン!!今日はトレーニングじゃねーぞ」
リ「山篭って話し合いなんてクソつまんねーからな
俺は遊ぶことにしたんだ」
ツ「人を使って遊ぶなーっ!」
自力で縄を解き、地上に上がってきたツナの言葉を聞いて
「それもそーだな」と言ってディーノの肩に飛び乗ったリボーン
リ「じゃあエンツィオで遊ぶぞ」
ディ「あっいつの間に!!」
そう言ったリボーンの手にはエンツィオがあった
そしてリボーンはそのエンツィオを___
リ「ポーイ」
水の中へと落としてしまった
それから水を吸って巨大化したエンツィオから逃げる為、吊り橋の方へと逃げたツナ達だったが、部下のいないこの場ではディーノはヘナチョコ
振り下ろしたムチのせいで、吊り橋を繋ぐ縄を断ち切ってしまった
そのせいで支えを失った橋は崩れ落ち、ツナ達は底へと落ちていってしまう
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まくすうぇる(プロフ) - うにゅ・・・どっかに雪使おーよ!!が、どっかに行き着かおーよ!!に、なってるですにゅ。 (2019年8月17日 21時) (レス) id: d72df01982 (このIDを非表示/違反報告)
シキ(プロフ) - いちご大福さん» こんにちは~やっぱりリボーンは、いいですねぇー!しかもこの内容やまもぉーと幼なじみだなんて(*´ω`*)なんと言うことでしょー (2018年3月23日 12時) (レス) id: 39df0bc08c (このIDを非表示/違反報告)
いちご大福(プロフ) - キキさん» ありがとうございます(*^^*) (2017年12月30日 20時) (レス) id: 7ea60b94d5 (このIDを非表示/違反報告)
キキ - 面白いです! (2017年12月30日 18時) (レス) id: ad8f8fef3c (このIDを非表示/違反報告)
いちご大福(プロフ) - あすかさん» ありがとうございます!更新頑張ります!! (2017年12月30日 0時) (レス) id: 7ea60b94d5 (このIDを非表示/違反報告)
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