不良少女54日目 ページ14
nosaid
_6年前、殺し屋である私はあるマフィアのボスを始末するという依頼を受けていたの
依頼は無事に終了。後はその場から消えるだけだった
だけど私はある致命的なミスを犯してしまったのよ…
『あれ…玄関の扉、閉めてきたかしら?ハッ、そういえば仕事用のパソコンの電源も……』
家の玄関の扉の鍵をしっかりと閉めたか、仕事用のパソコンの電源をしっかりと切ったか…
気になって頭が回らなくなった私は、生き残ったファミリーの者達によって重症を負わされてしまった_
ツ「致命的なミスって、そんなくだらない事ですか!!!」
セ「黙りなさい。」
致命的なミスというものだから一体どんなミスを犯したのか…
真剣に聞いていたツナは、その真実を聞くとかなりのショックを受けた
しかし、ツッコミを入れるツナに対してセラは冷たくツナの言葉を断ち切った
_重症を負ってしまった私は取り敢えず逃げたわ
何処までも追いかけてくる奴等を撒くに撒き続けて、辿り着いたのがここ日本であり、並盛町だった
流石の私も深い傷を負い、はるばる日本まで逃げてきた頃にはもうクタクタ
何日も何も口にして無い、その上血が足りなくて死にそう
私は建物の路地に入り込み、その場に死んだかのように倒れ込んだわ
その時には半分諦めかけてたわね。
どうせ死んだ所で所詮私は裏の世界に生きる『殺し屋』
誰も泣いたり、悲しんだりなんかしない。
……そう思っていた時に彼女が現れたのよ
『あんた何してるの?こんなところで』
普通こんな血だらけの死んでるかもしれない奴を見たら動揺しまくるか、無視するかのどっちかよ
それなのにその子は真っ直ぐと私を見つめて立っていたわ
それも小学1年生くらいの歳の女の子がね
もちろん当時の私は追われていた事もあり、警戒心も高い上、何より…何も知らないでのうのうと生きているガキが嫌いだったわ。まぁしょうがないのだけれど
『あっちいってなさいガキんちょ……』
『ガキじゃないよ』
『(あー…めんどくさいわねぇ)はいはい…分かったからお嬢ちゃん、見世物じゃないのよ』
『ケガしてる。ケンカでもしたの?』
あの時のその言葉には本気で驚いたわね…
何処でどう喧嘩したらこんな深い傷を負うのよってね
『もしかしてわるい人なの?』
『そうよ…とっても悪い奴よ。こんな奴の近くにいると危険よ
だからあんたもさっさと__』
『じゃあいっしょだ』
『は?』
『わたしもわるいヤツだから』_
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まくすうぇる(プロフ) - うにゅ・・・どっかに雪使おーよ!!が、どっかに行き着かおーよ!!に、なってるですにゅ。 (2019年8月17日 21時) (レス) id: d72df01982 (このIDを非表示/違反報告)
シキ(プロフ) - いちご大福さん» こんにちは~やっぱりリボーンは、いいですねぇー!しかもこの内容やまもぉーと幼なじみだなんて(*´ω`*)なんと言うことでしょー (2018年3月23日 12時) (レス) id: 39df0bc08c (このIDを非表示/違反報告)
いちご大福(プロフ) - キキさん» ありがとうございます(*^^*) (2017年12月30日 20時) (レス) id: 7ea60b94d5 (このIDを非表示/違反報告)
キキ - 面白いです! (2017年12月30日 18時) (レス) id: ad8f8fef3c (このIDを非表示/違反報告)
いちご大福(プロフ) - あすかさん» ありがとうございます!更新頑張ります!! (2017年12月30日 0時) (レス) id: 7ea60b94d5 (このIDを非表示/違反報告)
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