不良少女42日目 ページ2
急に現れたその車に首を傾げていると、車の中からロープがツナに向かって投げられた
ツ「え!?ウソー!!」
ツナの身体にグルグルに巻かれたロープ
車はそのまま発進して、ツナを引き摺りながらこの場を去っていってしまったのだ。突然のその出来事に私達が唖然としていると、いつの間にか近くにいたリボーン君が口を開いた
リ「ありゃここら一帯を締めてるヤクザ、桃巨会の車だな
ヤクザと言えばジャパニーズマフィアだ。大人マフィアに中学生のお前達がかなうわけねぇ。ここは警察に任せろ」
獄「任せられません!!」
山「警察は頼んだぞ小僧!!」
リボーン君がそう言うも、真っ先に駆け出して行った2人
私もすぐに追おうと足を踏み出した時
リ「A、お前は行くなよ」
リボーン君にそう言って止められてしまった
リ「お前は女だからな、行けば危険な目にあうのは分かってんだろ?」
リボーン君の気遣いであろうその言葉に、私はゆっくりとリボーン君の方へ顔を向けると目を細めて笑う
貴「女だからなめられるのは分かってるよ、リボーン君
でもね…だからと言って、友達を助けない理由にはならないんだよ」
リボーン君に向かってそう言い放つと今度こそ背を向けて走り出した
それと同時に私は、小さく舌打ちをする
貴「それに…邪魔されるのは大っ嫌いだ……」
スピードを上げて走っていると目の前に2人の背中が見えてきた
少しペースを早め獄寺の隣につくと、2人は驚いた様な表情で私を見つめてくる
獄「なっ…何で来たんだテメェ!」
山「危ないだろ!」
貴「危ないのはアンタ達も一緒。私だってツナが心配なの」
そーいえば、「うっ…」と声を漏らす2人。まぁ、なんと言われようが聞く耳もたないけどね
こうして私達は桃巨会へと乗り込んでいった
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____noside
一方、A達が走り去った姿を見送ったリボーンは満足そうに笑っていた
ディ「気に入ったぜ」
そう言ってその場に現れたのはディーノとその部下達
そして桃巨会に連れていかれたはずのツナだった
ディ「あいつらの頭にはツナを助ける事しかねぇ
冷静とは言えねーが信頼は出来る。それに八木Aって奴も想像以上だぜ」
リ「言ったろ。Aには比べるに比べられない人一倍強い自分自身の意志があるってな
あいつをただの中学生だなんて、考えねー方がいいぞ」
そう言って、リボーンはニヤリと笑った
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まくすうぇる(プロフ) - うにゅ・・・どっかに雪使おーよ!!が、どっかに行き着かおーよ!!に、なってるですにゅ。 (2019年8月17日 21時) (レス) id: d72df01982 (このIDを非表示/違反報告)
シキ(プロフ) - いちご大福さん» こんにちは~やっぱりリボーンは、いいですねぇー!しかもこの内容やまもぉーと幼なじみだなんて(*´ω`*)なんと言うことでしょー (2018年3月23日 12時) (レス) id: 39df0bc08c (このIDを非表示/違反報告)
いちご大福(プロフ) - キキさん» ありがとうございます(*^^*) (2017年12月30日 20時) (レス) id: 7ea60b94d5 (このIDを非表示/違反報告)
キキ - 面白いです! (2017年12月30日 18時) (レス) id: ad8f8fef3c (このIDを非表示/違反報告)
いちご大福(プロフ) - あすかさん» ありがとうございます!更新頑張ります!! (2017年12月30日 0時) (レス) id: 7ea60b94d5 (このIDを非表示/違反報告)
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