幼馴染と特級呪物から求婚されてます【呪術廻戦/虎杖悠仁/宿儺】

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それからというもの…












悠仁と宿儺からのアプローチが始まった。





例えばだけど、転びそうになると抱き寄せてくれたり。


お菓子作ってくれたり。



壁ドンしてきたり。






悠仁はまだしも、宿儺にやられると圧がハンパない。




そんな、ある日のこと。







「おい小娘」


『何？』




悠仁の部屋で雑談中の事。宿儺が悠仁と勝手に変わった。




「小僧の事を、どう思っている？」


『え！？えっ…と…』




そんなの急に言われても…


でも…悠仁はきっと聞いてないと思うから、素直に答えてもいいよね。今くらいは。





『好きだよ』





「…ほう」




『悠仁の事はね、小さい時から好きなの。笑顔で、優しくて…』





「それならば、何故小僧と距離を取った？」





『…嫌だったのよ。悠仁に呪いとか、呪術の事を知られるのが。悠仁は、理不尽な理由で殺されるのが許せないから、きっと皆んなを助けようとする。



そこで、悠仁に傷付いてほしくなかった。



悠仁が大切だから、悠仁に幸せに生きて欲しかったから…会うのをやめたの。呪術の事を知ってる私の近くにいると、バレる確率も上がるし。



正直…メッチャしんどかったよ。すごく、会いたかった。



だからまあ…今、私があまり望まない結果になっちゃったけど、会えたからいいかな…なんて』
















「そうだとよ、小僧」











宿儺がそう言うと、顔の模様が消えて、悠仁に戻った。



















悠仁の顔は、真っ赤に染まっていた。

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