恋は駆け引き。【Taiga.K】 (ページ3)

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大「どうする？俺と付き合ってるフリ(・・)、してくれる？」

『まぁ、あんな場所で、堂々と宣言されちゃ、フリ(・・)、するしかないよね。』

彼は目を輝かせて、

大「ありがとう！じゃあ、これからよろしく！」

『う、うん。』

そして、付き合うフリ(・・)をする上でのルールや設定などを決めることになった。

『ねぇ、私たちがフリをする上でのルールとか、呼び方とかどうする？』

大「んー、呼び方は、呼び捨てでいいんじゃない？」

『まぁ、私は良いけど。』

大「じゃあ、決まり！俺の事は大我って呼んで。」

『じゃあ、私の事は、そのままAで。』

大「わかった。じゃあ、次。出会い、どうする？」

『んー、どうしよ。』

大「これはどう？俺のバイト先に来て、俺が一目惚れ。で、俺の猛アプローチに負けて付き合った。」

『じゃあ、それで。…その付き合った理由は、必要以上に喋らないでね。聞かれたら！喋ればいいんだからね。』

大「大丈夫、分かってるって。じゃあ、次は、フリをする上でのルール。」

『まず、キスはなし。ハグも無し。』

大「えー。キスは分かるけど、ハグ位良くない？だって、恋人らしい事何かしないと、逆に怪しまれるよ。あとは、手をつなぐのもいいんじゃない？」

『…確かに。ハグと手繋ぎ位ならいっか。』

という感じで、1日が終わった。

あー。長かった。めっちゃ疲れた。