思ったよりも早い再会 ページ13
突然とても大きな会社(しかも関係者以外絶対入っちゃいけないところだよね？これ)に連れて来られ、そこにいた先生に驚き、騒がしいヴィンセントさん達にどうすればいいか分からないこの状況。
ぼーっと突っ立っているしかない中、ふと聞いたことのあるような声で名前を呼ばれた気がして、そちらを向こうとした瞬間。
ドン、と重たい衝撃が体に加わり、自分の体が横に傾くのが分かった。
「……っ、」
荷物を手に持っているせいでまともに手をつける気がしないし、右側からの衝撃がやけに重たいから、これは私の腕が死ぬかな、とスっと冷静になる。
捻挫で済んだらいいけど、と来る衝撃と痛みに体を強ばらせた。
だが、予想していた衝撃も痛みもあまりなく、感じたのは自分の体に伝わる暖かいもの。
「…っえ、」
『うちのミスタが失礼をしたな…、大丈夫か、レディ』
耳元で響く渋めのど低音イングリッシュボイスに飛び上がりそうになるも状況確認。
私の視界いっぱいに映るのは、私の腰周りに抱きついて顔を埋めているミスタさん。私の背中に腕を回して支えてくれている黒髪長髪の男性。その反対側には、安堵したようにため息を吐く先生。
とりあえず後ろの男性によって私の脆い体は守られたようだ。
「Mysta！！！！！」
『アイク！ほら、この人がこの前言ってた…ぐえっ』
未だ私に抱きついているミスタさんを、どうにか離せないかなぁと考えていると、ミスタさんの向こう側から慌てたように走ってくる全体的に水色っぽい人が見えた。彼はすぐさま私達の元へ来ると、ミスタさんの首もとを引っ掴んだ。
あ、開放された……
手を差し出して支えてくれる男性に立たせてもらう。
「Vox！」
先生が慌ててやってくる。ぼっくす…ヴォックスさん…、かな？ 先生のお知り合いっぽいな。いやはや声もいいが背も高いし顔面偏差値が……すんばらしいな。
『やぁ教授。久しぶりだな』
『うん、こっちに来ているなんて知らなかったよ。…………そんなことより、これは…』
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かな - コメント失礼します！更新ありがとうございます！！めっちゃワクワクしながら待ってました！！更新頻度がガクッと下がってもう更新されないんじゃないかなって思ってたところなので安心しました！！ゆっくりでいいので完結まで楽しみにしています！！ (5月5日 1時) (
レス) @page33 id: e27098baaa (このIDを非表示/違反報告)
の〜さん（旧もこ）(プロフ) - コメント失礼します！私弐時参時様(EN様と卒業してしまった方も含めて)全員推しなので嬉しいです！出来たら全員に恋愛的に愛されたいです。無理ならすみません。更新頑張ってください！楽しみにしてます！ストーリーめっちゃ好きです！これからも応援してます！ (3月26日 7時) (レス) id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
杏 - 日常系ってほのぼのしてめちゃくちゃ好きなのでこの作品に会えたことに感謝！応援してます！ (3月1日 8時) (レス) id: c72147683c (このIDを非表示/違反報告)
とな - コメント失礼します！個人的に足をグネッたって言う人が今まで近くにいなくていって足グネッたわって言ったら周りから何言ってんだコイツみたいに思われていたので、足をグネッったって言う表現を見つけてとても嬉しく思いました！ これからも頑張ってください！ (3月1日 0時) (レス) @page14 id: 2089fe153f (このIDを非表示/違反報告)
もふもふ(プロフ) - とても好きです！！応援してます！！ (1月29日 14時) (レス) id: e1887f89f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒツギ | 作成日時：2023年8月13日 21時
