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12月になったばかりのある日、就活組が無事内定が決まり他の3人も集まる時間があったため、久しぶりに5人で会うことになった。
私と康二は講義が遅くまであったため途中参加、電車で3駅離れたところへ行き、お店を探す。
｢えーっと、ここかな？｣
向井｢久々に会うから緊張する…、｣
｢なんで人見知り戻ってんのよ、笑｣
予約してくれてたふっかさんの名前を言うと、席まで案内してくれる店員さん。
店員｢お連れ様ご到着されましたー、｣
｢お待たせしました！｣
向井｢久しぶりですっ、笑｣
渡辺｢A！康二！待ってたぞ〜！｣
｢うわ、もう酔っ払ってんじゃん、笑｣
めんどくさい酔っ払いの隣は康二に譲ってあげて、私は照くんの隣に颯爽と逃げ込む。
向井｢あ、Aずるい！｣
｢席はとったもん勝ちなんだよ♡｣
向井｢うわ、その言い方腹立つ、笑｣
岩本｢久しぶりに会ってもお前らはうるさいな〜、笑｣
｢通常運転です！ふっかさん、会いたかったです！！｣
深澤｢久しぶり、俺も会いたかったよ〜？笑｣
深澤｢ちょっと会わないだけだったのにめっちゃ綺麗になってない？笑｣
｢ほんとですか？！嬉しい〜！笑｣
渡辺｢A〜？俺まだ会いたかったって言われてないよ？｣
｢会いたかったー、｣
渡辺｢棒読みじゃねえか！｣
岩本｢うわもう、うるさっ…笑｣
騒がしさは時間が経つことにヒートアップしていった。
渡辺｢ぜっったいもう1件行ったほうがいい！｣
深澤｢酔ってんじゃん、笑｣
渡辺｢華金だぞ？ベロベロに酔うまで呑むの！！｣
｢バブいぞ、なべさんっ｣
渡辺｢ば？ば、ば、バブ？？｣
岩本｢呂律回ってないじゃん、笑｣
もう1件どうしても行きたいなべさんと、早く帰りたい4人で揉めた末、じゃんけんして勝った私とふっかさんはそのまま帰宅、
負けた康二と照くんはなべさんに付き合うことになりその場でバイバイして帰る方向が一緒だったため終電ギリギリの同じ電車に乗った。
ふっかさんが学生時代には出来なかったことが今出来ていて、ちょっと嬉しい。
深澤｢彼氏でもできた？｣
｢え？できてません！｣
深澤｢そうなの？綺麗になったからてっきりできたのかと思っちゃった、笑｣
深澤｢髪、伸びたね、｣
私の髪に触れるふっかさんは少し酔ってて
たった2歳しか変わらないのは前からなのに、妙に大人っぽく感じた。
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作者名：すーさん。 | 作成日時：2021年2月7日 3時
