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渡辺｢え、まだあんの、？｣
｢じゃあ先なべさんからね、みんなでミニアルバム作ったんで見てください！｣
渡辺｢お前ら、やば…っ、｣
岩本｢やばい、翔太泣きすぎ！笑｣
ぼろぼろ泣いてるなべさんが可愛くてよしよししてから隣を見ると、涙を拭いて笑顔で見てくるふっかさん。
｢ふっかさんも、ミニアルバム見てください…っ！｣
深澤｢ありがとね、？笑｣
向井｢なぁんでAが泣くんよ〜！笑｣
｢だって…っ！｣
岩本｢かわいい〜、笑｣
みんな(主に卒業生と私)で泣き騒いで、お店の人達にもお礼を言って5人で駅まで歩いて帰った思い出は今まででいちばん青春してたと思う。
3年になる直前、夜は予定が合わなかったためいつもの5人＋蓮とお昼にラーメン屋さんに来ていた。
｢あ、弟の蓮でーす！｣
目黒｢姉がいつもお世話になってます、目黒蓮です、｣
渡辺｢大人っぽ〜｣
岩本｢Aがお腹に置いてきた大人っぽさ全部拾ったんだろうな、笑｣
｢照くん最低…、｣
向井｢照兄あかん、今のは謝らなあかん、｣
岩本｢え、やばい？え、ごめんね？｣
焦ってる照くんと怒ってる私を見てみんなが笑ってるのに対し、不思議そうな顔をする蓮。
深澤｢どしたの？笑｣
目黒｢あ、いや、友達といる時の姉ちゃんとか見たことないのでなんか新鮮で、笑｣
深澤｢あ、なるほどねぇ、笑｣
｢蓮〜！今日帰り一緒に服見てから帰ろーよー！｣
目黒｢分かったから、早く食券買いなよ、笑｣
渡辺｢絶対お前妹だろ、笑｣
｢は？！姉ですけど？！｣
みんなにどっちが年上か分からないと言われる始末で、帰りは予定のない康二も連れて3人で服を見てから帰路に着いた。
3年の夏頃、本格的に就活が始まり照くんは愚か康二と会える日も少なくなっていった。
7月某日、暑い中スーツを来て向かった面接地でとある人と偶然会った。
渡辺｢え！Aじゃん！！｣
｢っは！なべさん…！｣
渡辺｢お前、、もしかして面接、？！｣
あまり大きな声で騒げないのでこくこくと大きく頷いてアピールする。
｢なべさんここで働いてるんでしたっけ？｣
渡辺｢そう、来年から照も来る場所、｣
｢え、そうなんですか？！｣
渡辺｢知らなかったんだ、えー、頑張れよ〜、！！｣
背中をバシバシ叩いて応援してくれるなべさん。
その場でお別れして私は面接会場へと向かった。
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作者名：すーさん。 | 作成日時：2021年2月7日 3時
