リ ー ダ ー の 言 う こ と は 絶 対 。 ページ29
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て「来月10月27日にお前達には結婚式をしてもらう!!!」
あ、やべ、聞き間違えたんだ。
そう思って普通の顔して「はい?笑」と聞き直す。
だってそうじゃん、結婚式って普通自分達で日取りや内容決めて来てもらう人達をとてなすものやん。
て「いや、だから、2人には結婚式してもらうの!笑」
子供のような笑顔でそう話すてつややけど、全くもって理解ができなかった。
と「はぁ?!?!」
虫「あ、補足致しますとこれには訳があります。」
驚きすぎて固まったまんまのAと、少しキレだした俺を見てか慌てて、でも冷静に話し出したのは虫さんだった。
虫「まず、この日程にしたのは神吉日とゆういい日だったからですね、調べてみたら結婚には最適な日だったし、メンバーが撮影さえしなければみんなが式に参加できる日程だったからとゆうのもありますね。」
淡々と落ち着いて話していく虫さんがAを見た瞬間、顔が一気に優しくなって微笑んだ。
パッと隣にいる彼女を見るとぽろぽろと大粒の涙を流して真剣に虫さんの話を聞いていた。
どこの式場を抑えたのかと聞くと、前にAが式を挙げたいと言っていた名古屋にある式場。
優しく微笑んだまま何も言えなくなっちゃった虫さんの隣で、これまた優しそうに微笑んだゆめまるがAに問いかける。
ゆ「A、この前どんな式挙げたいな〜って言ってたっけ?」
「え…?」
涙を手で拭いながら頭で必死に考える彼女、俺は既に思い出していて勝手に口が動いた。
と「マタニティーウエディング…。」
俺を見て「せいかーい。笑」と言うゆめまると、「マタニティーウエディングできます!」と言うしばゆー。
て「まぁ、挙げろって言ってお金を全額出させるのは嫌なので、3分の1は東海オンエアが負担しますか。笑」
り「そうだね、なんなら半額負担でもいいくらいだよね、大事な日取り決めちゃったんだし。笑」
虫「あ、まだ内容は全く決めてないから2人の好きなように決めてね?笑
ただ期間がないから今から2人には式場に行ってもらって招待状の郵送とかしてもらうことだらけなので、まあそこら辺は頑張ってください。笑」
て「はい、とゆう事で今から行ってこーい!笑」
急いで帰り支度をさせられ、「じゃあね〜笑」なんて言われながら見送られる俺達。
「ありえん〜…!」なんて言いながら助手席で綺麗に泣くAを見て、また幸せを感じた。
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作者名:すーさん。 | 作成日時:2019年5月28日 0時