毎 日 恋 し て 愛 し て る 。

リ ア タ イ が 一 番 。 ページ6

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撮影も終わり帰ろうとした時、ウザい事に気がついてしまった。



「ないんやけど。笑」


虫「なにが？」


「やられた、虫さんカメラを回せ！！」


虫「なんで僕が怒鳴られんの〜？笑」



と言いながらもカメラを取りに行き、回してくれる虫さん。



「やりやがったな〜！！笑」



大きな声で叫ぶと皆が微笑ましそうに私を見てくる、ウザいです、この中に犯人がいると思うと非常にウザいです。



り「なにがないの？笑」


「この！カバンに入れてた！財布と携帯がありません！！！笑」



地団駄を踏みながら訴えると皆が笑う、いや、1回に2つ物を隠されるのは非常にウザいのよ？



虫「さっきから捜し物してるな〜って思ったらこれだもん。笑」


ゆ「最近よく狙われるね？笑」


「そう、多すぎる。もうこれは完璧に嫌がらせなんだよな〜笑」


て「なんでその2人は論外みたいにそっち側おんの？！笑」


「だいたい犯人の目星はついてんだよ！4人並べっ！！」



そう、私の物を隠すなんてこの4人くらいしかいない、そうに決まってる。てかそう決めた。


虫さんは私にそんな事しないし、ゆめまるは毎度のこと犯人探しからは何故か外れる。



り「俺違うんだけどな〜笑」


「うるさーい！」


虫「りょうくんってこの件に関しては毎回信用されてないよね。笑」


「だって前科持ちじゃん！1番怪しいだら？
みてあの笑顔、何か企んでるようにしかみえんやん！」


り「はい、ばかウザいー。笑」



きっとこの言い合いも見ているリスナーさん達からしたら夫婦のよくある痴話喧嘩って言われるんだろうなと考えてしまう。


違うの、私はほんとに困ってるの。


この馬鹿共を疑い、犯人を見つけ、謝らせなきゃいけないの。



「今日は正直に名乗り出てきたら許してやろう、だから早く名乗り出て！！」


と「なんでそんな急いどるん？」


「急いでないから！早く！！」


し「その、早く！って言い方が急いでるんだよな〜笑」



私が急いでいる理由を知ってるりょうくんはさっきからにやにやとしてるけど、他の5人はなんのこっちゃか分からん状態。



り「A、もう10分もないよ？笑」


虫「ん？なんの話？」


り「録画しとらんよ？笑」


「あーっ！もう！サブチャン一旦止めてーっ！笑」



そう催促し、てっちゃんの家の大きなテレビの前に待機する。


そしてこの瞬間、別に隠していたわけじゃないけど私が3年A組にドハマりしていることが皆にバレるのであった。







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