優 し く ぎ ゅ っ と 。 ページ21
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サブチャンも撮り終え、一度りょうくんのお家に戻る。
仕事終わりにご飯を食べるだけだから着替えるだけでもいいのに、｢デートでしょ、汗臭いからシャワー浴びるね。｣なんて言ってくれる彼のシャワー待ちの時間。
少しでも荷造りを進めるためにダンボールに物を詰めていく。
最後のダンボールに荷物を詰め終えてちょっとした頃、彼が洗面所から顔を覗かせて優しい笑顔で私を見つめてくる。
「あ、全部荷造りしちゃったけど良かった？」
り「え、もう終わったん？」
服を着ただけ、髪が濡れたままのりょうくんが登場。
色気があるったらありゃしない。
彼が手に持っていたタオルを取りあげ、座らせ、わしゃわしゃと髪を拭いていく。
「乾かしてあげよっか？」
り「じゃあお願いしよっかな？笑」
短髪の彼の髪を乾かすのにそんなに時間はかからない、乾かし終えると私の大好きなノーヘアセットのりょうくんの完成だ。
「ねぇ、今日このままお出かけしやん？」
り「えー、髪のセットしてから〜」
「たまにはいいやん、Aそっちの方が好き。笑」
り「それは知ってる。笑」
好きとゆう言葉が幸をそうしたのか、｢えー。笑｣と渋りながらもヘアセットをしないまま出かける準備をしてくれるりょうくん。
「やったー！笑」
り「それで喜ぶのはもう子供やん笑」
「子供でもいーの！ノーヘアセットのりょうくんとお出かけするの久しぶり〜！」
り「そんなに嬉しい？笑」
「当たり前やん！だって…！」
だっての先を言うのを、心の中の私が少し拒んだ。
｢今まで見たくても見れんかった。｣なんて言ったら知らぬ間に彼を傷つけるだろうから。
今思えば長いようで短い3年だった。
でもその当時はすごく寂しくて、特に最初の頃は毎日会えてた環境に慣れすぎてて寝落ちするまでの電話が日課になっていたほどだった。
仕事で大変な彼に、私。とゆう重荷がのしかかっていたんだ。
り「ねぇ、いらんこと考えてる…？」
ふと我に返ると、目の前にはりょうくんの顔。
俯いてた私を覗き込んだからか、距離はゼロ距離。
「近い…！笑」
り「うん、近いね。」
ぎゅっと強く、でも強引じゃなくて優しく、私を抱きしめてくれるりょうくん。
り「無理して笑わんでいいよ。」
「りょうくん…。」
り「いっぱい我慢させてごめん。」
「そんなことない、そんなことないよ…、たくさん我儘言ってごめんね…っ。」
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すーさん。(プロフ) - みゆさん» みゆさん、コメントありがとうございます！読むために時間を割いて下さりありがとうございます！茶色さんはいずれ書きたいとずっと思ってたので今書いてるのが終わり次第書いてみます！こちらこそありがとうございます！！ (2020年3月30日 14時) (
レス) id: d77cf76696 (このIDを非表示/違反報告)
みゆ - いい話過ぎて一気読みしちゃいました！茶色さんの話もかいてくれると嬉しいです！面白かったです！ありがとうございました！ (2020年3月28日 17時) (レス) id: 8322de4249 (このIDを非表示/違反報告)
すーさん。(プロフ) - ちょこさん» ちょこさん、コメントありがとうございます！一気読み…！作品読むための時間を割いて下さりありがとうございます！さすが伊達男って感じです、いつも動画とか見ててときめいてます笑 文才がないのが目立つかもしれませんが良ければ他の作品も読んでみてください！！ (2019年7月29日 2時) (レス) id: d77cf76696 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - とても好きな話で一気読みしちゃいました…！！りょうくんがかっこよすぎますね… 他の作品も読んでみます！ (2019年7月28日 22時) (レス) id: 87290c21e3 (このIDを非表示/違反報告)
すーさん。(プロフ) - ハルキさん» ハルキさん、コメントありがとうございます！素敵なお言葉ありがとうございます、書き終えてからも見てくださる方がいること、凄く嬉しいです！お暇があれば他の作品も見て頂けたら幸いです！◎ (2019年7月14日 0時) (レス) id: d77cf76696 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すーさん。 | 作成日時：2019年3月6日 0時
