怪しく光るアメジスト ページ2
居場所がなく階段でお昼を食べていると、誰かに声をかけられた。
syp「…先輩」
『…あ、ショッピくん…』
声を掛けたのはどこか寂しげな表情をしたショッピくんだった。
さり気なく隣に座った彼を見た後、恐る恐るこんなことを聞いた。
『…今回の噂って…またショッピくんの仕業なの…？』
やっぱり、どこかで疑ってる自分が居た。
そんなはずないって分かってるのに…
syp「今回はホントに違います。
俺、あれからデマを流すのは辞めようって決めたんで」
『そうだったんだ…うれしい、ありがとう！』
syp「…A先輩…」
『…？どうしたの？』
心の底から心配したようなアメジストの瞳と目が合う。
syp「俺…貴方にあんな事してしまいましたけど、限界が来たらいつでも言ってくださいね
…今度は、絶対守ります」
突然人が変わったように頼もしい笑顔を見せるショッピくんに、嬉しくで涙が出てきてしまった。
やっぱり、彼は怖いと思ってたけどそんなことなかったんだ。
愛の伝え方の間違いを分かってくれたんだね…
『ありがとう、ホントに心強いや…！』
syp「いえ、あんな事をしたお詫びですよ。
…ホントにごめんない…俺、貴方が好きなのに傷つけたりしてしまって…」
『ううん！あれはもう気にしてないから大丈夫！元気出して！』
syp「…はい」
ショッピくんの瞳が一瞬ぎらりと光ったのに私が気づくことはなかった。
________
「あ"ぁ"うざい、うざいうざいうざいうざいうざい！！
なんでもかんでも優しくされたらすぐそいつにほいほい着いて行きよって…！！
俺が1番Aさんを知ってて愛してんのに！！
なんで、なんでなんでなんで！！！」
ロボロと呼ばれる男は空き教室でイヤホンを使い愛しの彼女の声を聞いていた。
イヤホンから聞こえるのは大好きな彼女の声と、仲間であり後輩である奴の声。
ロボロの怒りはピークに達していた。
1番彼女を知って1番彼女を愛しているのは自分だけで、将来彼女と永遠の時を過ごすのも自分だけだと思っていた。
なのにそれを後輩如きに盗られそうになって焦っているのだ。
「何か、何かないんか！！Aさんの気を引くような何かが…！！」
そしてロボロは、とあるモノの存在を思い出した。
「……ははっ、なんやあるやんか。Aさんを手に入れる方法」
ロボロは悪魔のように笑った
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スイコン - え、好き(‘◉⌓◉’)好みの作品過ぎて作者さんにありがとうm(_ _)mを言わないと気がすまない、、、knさんとの関係どうなりますかね〜? (3月2日 0時) (
レス) @page8 id: 101a9efed5 (このIDを非表示/違反報告)
宇ず - とんとんなんか企んでます〜？ (2月18日 13時) (レス) @page6 id: 804a1b86af (このIDを非表示/違反報告)
壊(プロフ) - は、はぇー…誰が来たんやろうなぁ〜？(ﾆﾔﾆﾔ) (2月16日 0時) (レス) @page5 id: 701fbdee56 (このIDを非表示/違反報告)
うる - おー！なんかこう、どろっとしたかんじのすきです！体調に気おつけて更新がんばってください (2月15日 16時) (レス) @page5 id: 804a1b86af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めし | 作成日時：2024年2月12日 14時
