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13.架恋side ページ14
あの日から
彼に会うことはなかった＿＿＿
中学生になり、入学式
当たり前だけど
彼は迎えに来てはくれなかった
学校に着けば
彼がいるものだと思ってくぐった校門からの道
クラス表を見た瞬間の時
見間違いだと思って何度も何度も見直した
もう、どうしたら良いか全然分からなくなって
その場に座り込んでひたすらな泣き続けた
そしたら彼が
"大丈夫？"
って、来てくれると思ったから
そんなはずないのにね、
ほんとに馬鹿だよ
「しょ、翔央くん……！ｩｩ｡･」
すごく後悔した
もっと'好きだよ'とか、'大好きだよ'とか、
とにかく'好き'っていう気持ちを思いっきりぶつけてどうにか振り向いてもらってればよかった
って
今更思ってももう遅いのに
もうなんでもいいから彼に会いたかった
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作者名：花梨 | 作成日時：2019年2月24日 18時
