安田くんと 。

おまけ ページ40

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駅について、３人で電車に乗り込む






全然人が乗っていなくて ３人ではしっこの方に立って小声で話ながら電車に揺られる








ずっと安田くんの手に私の手は優しく包まれてて






絡まれてる指が愛おしい









３人で好きな音楽について話してたら、不意に安田くんが









安 ｢ あ、今日は家まで送るな ｣



前は送られへんかったし、






っ言ってきた









｢ え！そんな、悪いよ！｣






急いで断ったら







錦 ｢ お前、そこはありがとうが正解やぞ笑 ｣









って錦戸に言われた








｢ え？ ｣









錦 ｢ ちょっとでも一緒に居たいって気持ちを察してやれ笑 ｣









安 ｢ まあ、ちょっと恥ずかしいけど...そういうこと(笑)｣









｢ ... そう、なんだ ｣








二人にそういわれて、それがなんだか嬉しかった









安 ｢ ほんまはさ 、｣








｢ ん？ ｣









安 ｢ 前に一緒に帰ったあの日も 家まで送ってあげたくてしゃあなかってん ｣








中学の友達に会って、恥ずかしくて言えんかってん、って


少し顔を赤らめて言ってくる安田くん









錦 ｢ もー、いちゃつくんは俺がおらんくなってからにして 笑｣







って冷やかしてくる錦戸の言葉にさえ



喜びを感じた









そしたら突然 列車と列車を繋ぐところの扉があいて、隣の両から人がうつってきて









『 ...あれ、ヤス？』









その人は紛れもない 安田くんのことがきっと好きな中学の同級生さんで 、








安 ｢ ... 美里 ｣







その子は私達の繋がれた手に釘付け






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