25 ページ25
.
ふたりになってから、訪れる沈黙
安田くんは暫く書類を見つめて、少し苦しそうな顔をした
｢ ... ｣
ここで、私が手伝ってあげるよ！って言いたいけど
声を発する勇気すらなくて、なんにも言えない
まずは、委員長が帰ってくる前にペンキの片付けをしようって思って
ペンキに手を伸ばそうとすると、
体を動かした反動で、机の上で乾かしてたペンキ塗り立ての看板が私の上に倒れてくるのが見えた
｢ っ！！！｣
もうだめだ、って思って反射的に目をつぶった瞬間 、
.
安 ｢ ... っぶな 、｣
｢ っ ... ！！｣
安田くんが ... 助けてくれた
｢ っごめん！安田くん！｣
安 ｢ ... よかった、ペンキついてない ｣
｢ あの、ありがとう！ ｣
安｢ ああ、いえ... ｣
安田くんはぶっきらぼうにそう言うと
安 ｢ えと、書類がいっぱいあるから、間に合わんから先帰ります、って委員長に言っててもらえませんか？ ｣
って、私に言ってきた
｢ あ、えと、｣
これは、チャンスだよね
頑張れ私
｢ その、よかったら、｣
安 ｢ ...？ ｣
｢ わ、私が手伝うよ！書類まとめるの！ ｣
安 ｢ ...え、いいん？ ｣
｢ うん！ていうか、やらせてほしい！ ｣
安 ｢ ...ふは、なんやねんなそれ ｣
んなら、こんだけお願いします、助かります
って、安田くんは３分の１くらいを渡してきた
｢ まかせて！｣
今日はどうしたのかな
安田くんと久しぶりに話せて、笑った顔までみれた
占い、１位どころじゃない気がする
安田くんが帰ったあとも、家についても
その日はずっと、顔があついままで
あぁ、もう私 完全に安田くんの事好きじゃん
________
評価お願いします！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 617人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kanna(プロフ) - 続編がみたいです！ (2018年12月16日 22時) (
レス) id: bd1abcfc79 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんた.(プロフ) - ぽこぴーさん» 有難うございます！！(;_;) ご期待に添えるよう頑張ります ！！♪ (2017年3月11日 12時) (レス) id: beddeb1183 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんた.(プロフ) - atchkotch1515さん» 有難うございます！！！もうそう言っていただけでめっちゃめちゃ嬉しいです(;_;)！！！ (2017年3月11日 12時) (レス) id: beddeb1183 (このIDを非表示/違反報告)
ぽこぴー(プロフ) - めっちゃ面白かったです！続編も楽しみにしています。 (2017年3月11日 11時) (レス) id: cc9753969d (このIDを非表示/違反報告)
atchkotch1515(プロフ) - この作品めっちゃ好きです！！！続編とか書いて欲しいです！！！！安田くんと夢主ちゃんの気持ちがすれ違うところとかもどかしくてきゅんきゅんしました！！ (2017年3月11日 10時) (レス) id: b6f25da8f8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぽんた.
x他1人 | 作成日時：2017年2月1日 0時
