惚れたもんだから仕方ない（青） (ページ4)

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｢｢｢ついた～！！！｣｣｣

それからまたみんなで頑張って、やっとの思いでついた頂上

みんな嬉しくて抱きあった

忠｢もうほんまに疲れた、死にそうや～ .. ｣

私は座り込んだたぁくんのとこへいく

｢たぁくん、まだ下りもあるんだよ？笑｣

忠｢っむり！ヘリ呼ぼうや～！！！｣

駄々をこねだしたたぁくん

めんどくさいから少しほっといたら拗ねちゃった(笑)

そして、なんとなく章ちゃんの方を見てみたら、

お姉ちゃんが章ちゃんに抱きついてた

｢っ... ｣

そのあとすぐに章ちゃんから離れてたけど、胸が痛くなった

佳｢ねぇ、章ちゃん写真撮ろうよ！Twitterにあげたい！｣

二人を眺めてたらお姉ちゃんが章ちゃんにそう言った

なんだか見てられなくて、たぁくんの方を向いて章ちゃん達に背を向けたら

章｢忠義～、A～、おいで～！｣

って、章ちゃんが呼んでくれた

訳がわからないけど行ってみたら、

章｢せっかくやし四人で写ろうや！｣

って、章ちゃんが誘ってくれた

お姉ちゃんは、不服そうな顔をしてたけど。

それからちょっとして、時間もやばいし下山しよってなって

私を先頭に降りていくことになった

私の後ろに章ちゃんが来て、その後ろにお父さん達

そのうしろにたぁくんやお姉ちゃん、お母さんがいた

テンションがあがったのか、章ちゃんは私にたくさん話しかけてきてくれて、

私もとっても楽しかった

お姉ちゃんやたぁくんは、疲れて喋る気力もない感じ

順調に降りてって、結構下まで来たなって思ったのと

ずるって音がきこえて、

お姉ちゃんやたぁくん、お父さん達が

｢あぶないっ！｣

忠｢ A ！｣

佳｢章ちゃんっ！！｣

って叫ぶ声が聞こえたのがほぼ同時で、

気がついたら私はなにかに押されて

手すりの外に出て踏み込み禁止の真っ暗な山の奥へとドンドン転がり落ちて行ってた

私、死ぬのかな、

なぜか全てがスローモーションに見えて

心配するみんなの顔もはっきり見えたけど

すぐにみんなは見えなくなって見たことない景色に飲み込まれていった

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