憧れMyHERO【轟焦凍】 (ページ8)

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｢ばくご！ばくご！！

やばいの！すっげえの！

おい！ばくご！！｣

「うっせぇっつの！！

早く入れや！」

あたしはばくごーに言われるがままばくごーの部屋に通された。

「それでね！！

ばくご！！

聞いてよ！！」

あたしはばくごーのベッドの上に座り、ばくごーは机の前に置かれた椅子に座っている。

ばくごーから返事はないけどあたしは話を続けた。

「さっきね！！

なんとね・・・！！」

ばくごーは椅子の背もたれをこれでもかというくらい倒しよしかかっていた。

「・・・」

・・・。

「・・・」

・・・。

「・・・

あぁもう！！！

今日のお前いつも以上に腹立つんだよ！！

なんなんだよ！！！！早く言えや！！！

興味ねえけどそこまで溜められると嫌でも気になるんだわアホ！！！」

ちょっと黙ってみると沈黙に前着れなくなったばくごーからの文句。

「ごめんてごめんて！

なんとあたし！！Aちゃんは！！

今日！！

想い人に会うことができました！！」

「想い人・・・？

半分野郎のことか」

「そう！！

さすがばくごーわかってる！」

それからあたしは1時間近く、何度も同じ話をした。

「轟焦凍くんにやっと会えた！｣

「かっこよかった！｣

「クールだった！」

「かっこよかった！」

「やっと会えたの！」

同じ言葉をひたすら並べていた。