憧れMyHERO【轟焦凍】 (ページ7)

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｢ばくごー！！今から家行っていい！？！｣

『好きにしろ』

あたしは轟焦凍くんと別れて少ししてからばくごーに電話をした。

この興奮が冷めないうちにばくごーに話を聞いて欲しかった。

｢やったー！

じゃあすぐ行くね！またあとで！バイバイ！｣

電話を切りあたしは家に帰らずそのままばくごーの家に向かった。

コンビニしか行く予定がなかったため、パーカーにショーパンというラフすぎる格好だったけど相手がばくごーなので気にしない。

・・・でも、てことはあたしもしかして

この超ラフすぎる格好で轟焦凍くんに会ってしまった・・・！？

最悪だ！最悪すぎる！

記念すべき轟焦凍くんとの初対面、もう少しお洒落して会いたかった！

しかも結局コンビニ行ってないし。

何か考え事をしてる時は時間が進むのがあっという間で

すぐにばくごーの家の前までついてしまった。

あたしはインターホンを連打した。

するとドカドカと家の中から足音が聞こえ乱暴にドアが開き、

｢うっせぇーわアホ！！！

1回でわかんだよ！！｣

と怒鳴り散らかすばくごーが出迎えてくれた。