憧れMyHERO【轟焦凍】 (ページ11)

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11*爆豪side ページ11

電話が切れて少しして俺は家の前で半分野郎が来るのを待ってた。

インターホン鳴らされてAが起きたら面倒だから。

にしてもどうして俺はここまでAと半分野郎を会わせたくないんだ・・・？

まあ、いい。

会わせて興奮したAの話を聞くのはめんどくさい。

「爆豪か」

気づけば半分野郎は近くまできていて俺を呼んだ。

「ったく

手間かけさせんな」

俺は半分野郎の胸元にノートをボンっと押付けた。

「悪いな」

半分野郎はそう言い俺のノートを俺に渡した。

その時だった。

家のドアがガチャっと空いた。

今家の中にいるのはAだけ。

開けたのは紛れもなくAだ。

「チッ」

俺が舌打ちをすると半分野郎はキョトンとした顔で俺を見ている。

「ふわぁあ〜〜〜

ばくごなにしてんの、

いないからびっくりしたんだけど・・・

・・・

！？！！？！？

まって！！え！！

轟焦凍くん・・・！？！！？」

後ろでまだ眠そうにあくびをしていたAが半分野郎を認知し、顔色を変えた。

「やばい！！

超寝起きなんだけど！恥ずかしい！！

ねえ何してんの！？ばくご！ねえ！」

Aは俺の元に来て俺の後ろに隠れるようにしながらも俺の体を揺さぶった。

あぁ、ほら、

めんどくせえ。