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「ばくごー帰る」
あたしは上着を羽織ってばくごーに声をかけた。
「ん」
ばくごーは寝ていた体を起こし一緒に家を出た。
「あれ、ばくご送ってくれんの？」
「あぁ、おう」
「珍し！！！！」
あたしはふとそこで携帯を開くと1件のニュースが目に入った。
「ねえ、ばくごーこれみた？」
あたしはそのニュースをばくごーに見せた。
ニュースの内容は、この近くでヴィランが銀行強盗を起こし暴れてるというものだった。
「・・・見た」
ばくごーは一息置いてそう答えた。
・・・もしかしてばくごーこれ見たからあたしのこと送ってくれてる・・・？
いつもは送ってくれたりしないのに。
優しいとこあるなあ。
まあそんなこと思ってて自意識過剰だったらウケるけど。
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作者名：ちょこめろ* | 作成日時：2019年11月26日 5時
